ピンぼけブログ館II

京都人のおじさんです。仕事場は大阪船場。近所をブラブラ歩きながら、写真を撮ったり、お寺や神社に参ったり、ギャラリーをのぞいたりしてます。余り飛び回れなくなりましたが、鉄ちゃんでもあります。 よろしくお願いします。地元の叡山電車の写真をメインとした鉄道の話、京都・大阪とその近郊のお散歩やギャラリー巡りの感想、ちょっと遠出できたときの旅行記、などなど、なんでもありの雑文などをぐだくだと.... (by なかっちょ from Kyoto)

大阪アンデパンダン展2021 in アトリエ三月 & gekilin

  1月10日は、京博のあとに大阪のギャラリー巡りへ
大阪アンデパンダン展と中崎町百景をみました。それぞれ2会場に分かれているので、西天満中崎町→梅田と移動。
 

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  大阪アンデパンダン展も今回で3回目。今年から2会場になって巡回が少し楽になりました(^^; (去年までは3か所)  

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  最初は、西天満のgekilinさんへ。
一方の壁は、メチャでかいドローイングから、かわいい「くじら」、タールの塊(失礼)みたいなオブジェまで、さまざま(^^)
 

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  反対側の壁。こちらは比較的サイズ揃ってる(^.^)
個性的な作品多い。
 

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  ビンにお菓子を詰めただけ??
キャプションを読むとビンはただの容器であって、作品では無いのでしょうか(^^;
こういうの "アンパン展" らしくて好きです(^^)
 

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  「全自動割り箸割り機」
割り箸を削る(作る)のではなく、きれいに割ってくれるのがミソ(;^ω^) モニターで作家さんがコンセプトや機能も含めて解説してくれます。
 

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ここから、三月さんの展示です。
左上から [ミシンの船 ~出港~]、[MY FAIR LADY]、

[かみさまの森の迷子]、[「滅菌家族」] 右下へ

ミシンの船は布地を大海に見てて面白い。滅菌家族はコロナ禍を意識した作品でしょうか。

 

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  [凝固する海]と[わるいかみさま]
ぬいぐるみもここまで集めると存在感というか圧迫感(^^;すら感じますね。
 

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  [いばしょ]
2階の奥に佇んでいます。
 

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  gekilinの "お菓子" と同じようなコンセプトなのでしょうか? 中にはプラスチックの破片?が入っているようです。
こういう展示もアンパン展らしくて好きです(^^♪

最後に、全体をみた感想ですが、作品の質は高いですね。コンセプトも表現方法もよく考えられてると思います。ただ毎回思うのですが、表現の奇抜さを競うのはなく、もう少し批判・批評・風刺・皮肉といった観点が加えられてもいいのでは?
*
 
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【阪堺】2021正月ダイヤを撮影(その2)

  京博ネタを一回いれましたが、1月4日の阪堺電車撮影の続きです。
今回は、スナップ風の写真を。
 

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  我孫子道で入換中のモ164  

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  我孫子道で待機中のモ166  

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  赤電車をみてはしゃぐ男の子(^^)/  

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  折返しのため車庫の入る電車(写ってませんが、右から来ます)を見つめるちびっこ(^^♪  

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  この日唯一撮れた、「花鉄」
寒い日が続くのに、バラの花は頑張ってますね(^^)
 

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  バラと赤電。
紅梅か赤いサザンカの方が良かったけど、咲いてなかった(^^;
 

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  お馴染みのシーン(笑)ですが、偶然自転車が5台も並びました(^^♪  

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  住吉大社への参拝の車が狭い紀州街道長居公園通から連なってました。  

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  住吉大社のお参り。三が日よりは少ないでしょうが、かなりの参拝客でした。「密」にならないように、列には並ばず端っこから礼拝(^.^)  

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  午後1時過ぎの下り列車の真正面から日が当たる時間帯。この後、モ166がやって来てたんですが、帰りに撮ればと思って撮らなかったのが大失敗(^^;
帰りの午後3時半ごろにはビル影になって、電車は真っ黒につぶれて写らず(+_+)
やっぱ、撮れる時に撮っとかないと(*^▽^*)
 

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  ハルカスを外して、電車だけとれば何とか写ります。  

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写真の出来不出来は別にしても(笑)、年初めの楽しい一日でした(^^)
*

 
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京博2021新春展示

  鉄ネタが続くので(笑)、先に1月10日に見てきた、京都国立博物館の2021新春展示を入れます。  

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  「丑づくし」「文化財修理の最先端」「新春大念仏狂言」をやってます。  

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  最初は「丑づくし」
解説によれば、牛(丑)と人間とのつきあいは古く、約1万年まえには、犬・山羊・羊・豚についで家畜化されたそうです。3500年前ごろの馬より早いんですね。東アジアでは十二支のひとつになってお馴染みです。
また禅宗では、悟りの世界を象徴するものとして牛が描かれます。

展示品は、日本や中国の牛をかたどったかたどった埴輪や置物・道具、新羅の十二支像の拓本、重文「牛図 俵屋宗達筆(頂妙寺蔵)」(写真)や海北友松ほかが描いた牛の禅画(十牛図・牧牛図)などです。
 

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  次は「文化財修理」これが、冬季のメイン展示です。(1/31まで)
京博内の文化財修理所の開所40周年を記念した展示で、近年の修復成果の中で中で新発見を伴う注目すべき事例が展示されています。

全部で5部に分かれていて、1部の表具の価値-文化財としての表装-では、重文「金字法華経宝塔曼荼羅図」(写真)が見ものです。法華経の文字を連ねて何重もの屋根を持つ宝塔を描いています。文字は細かいので、オペラグラスのような拡大鏡を持参しないと読めません(^^;
 

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  2部の修理がもたらした奇跡-修復で得られた発見-では、普段見れない仏像の胎内や絵の裏側などから発見された知見を見ることができます。

昔の歴史の教科書で「足利尊氏像」とされてきた「騎馬武者像」(写真)が修復されて出てます。クリーニングされてお武家様(高師直説が有力)も男前に(^^;
 

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  3部は最新の修復結果-ベストな修理を目指して-では、修理の内容や修理方法が詳しく説明され勉強になりますね(^.^)

国宝「病草紙(ふたなり、攪乱、眼病)」(写真)、重文「四季耕作図屏風(久隅守景筆)」、重文「阿弥陀来迎図(安楽寿院蔵)」、国宝「金剛般若経開題残巻(空海筆)」、重文「九条袈裟 無準師範所用(正伝寺蔵)」などの優品が修理を受けて並べられています。
 

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  4部は彫刻の修理。仏像・神像の修理です。

国宝「五智如来像(安祥寺蔵)」(写真)、重文「宝誌和尚像(西往寺蔵)」など、信仰対象から離れて美術品として仏像を鑑賞することができます
 

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  5部は、修理 いまむかし-過去から未来へーでは、近代以前の修理を振り返って、現在の修理と比較できます。

千年前から変わらない伝統技術と21世になって開発されたハイテクの融合で、文化財は次の世代に伝えられていくことでしょう。
 

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  最後は、新春イベントとして「千本ゑんま堂大念仏狂言」を見ました。

演目は「寺ゆずり」-隠居した師匠から住職の座を譲られたお坊さんが師匠や訪ねてくる村人との掛け合いで演じるコメディで、初笑い(*^▽^*)です。

写真のように演者は面をつけ台詞をしゃべります。素顔で台詞にある能狂言や素顔で無言劇(パントマイム)を演じる壬生狂言や嵯峨狂言と違うところですね。
 

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  [予告]
京博の春季展は「鑑真和上と戒律の歩み」だそうです。南都から鑑真像もやってきます。楽しみですね(^^♪
*
 
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【阪堺】2021正月ダイヤを撮影(その1)

  1月4日は、阪堺電車の正月ダイヤを撮影してきました。  

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  とりあえず、モ161の運転状況を確かめるべく、我孫子道まで向かいます。
阿倍野で166、帝塚山でモ164とすれ違い、162は我孫子で待機中でした。161はこの日はお休みだったのかな?
 

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  安立町~我孫子道間で、しばらく形式撮影。
筑豊電鉄カラーになったモ162号
 

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  シックな茶色塗装のモ164号  

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  Vラインが入った、モ166号  

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  モ351形353号  

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  モ501形505号  

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  モ601形606号  

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  モ701形707号「阪堺電車120周年」の幕を張っているので、車番は運転台のプレートへ。  

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  モ1001形1002号  
 
  あと、モ1101形1101号がいるのですが、見逃したか(^^;
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【JR西】奈良線2021正月ダイヤを撮影

  1月3日は、伏見稲荷大社への初詣の前後に京阪とJR奈良線の正月ダイヤを撮影してきました。

JR西でも大晦日終夜運転は中止になりました。奈良線みやこ路快速稲荷駅に停車し、その他の列車の時刻も少し変更されています。
 

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  稲荷駅京都方の踏切の様子。  

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  京阪鳥羽街道駅は、JR奈良線と並走しているので、奈良線の電車の動きもチェックできます。
昨年暮れに検査出場してピカピカ☆///になった103系NS409編成が京都へ向かっていったので、戻りを撮影。
 

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  城陽まで行って戻ってくる前に、京阪の撮影を切り上げ、伏見稲荷大社にも初詣して、稲荷駅のホームへ。  

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  後追いで。
稲荷駅のホームはかなりカーブしてますね。
 

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  さらに次の電車で東福寺まで行って、今度は奈良行きとして下る電車を撮影。  

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  もう一本の103系NS409も鳥羽街道駅到着直後に、奈良へ下って行ったので、戻りの時間を推測して待ってましたが、211系が来ました(^^;  

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  東福寺~稲荷間にある、本町十九丁目踏切は、道幅1mほどの狭い路地です。本町通の向こうに東福寺の山門が見えます。
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