ピンぼけブログ館II

京都人のおじさんです。仕事場は大阪船場。近所をブラブラ歩きながら、写真を撮ったり、お寺や神社に参ったり、ギャラリーをのぞいたりしてます。余り飛び回れなくなりましたが、鉄ちゃんでもあります。 よろしくお願いします。地元の叡山電車の写真をメインとした鉄道の話、京都・大阪とその近郊のお散歩やギャラリー巡りの感想、ちょっと遠出できたときの旅行記、などなど、なんでもありの雑文などをぐだくだと.... (by なかっちょ from Kyoto)

アートコンペ FLAG2022 in アトリエ三月

  9月4日は、大阪のギャラリー巡り。SUNABAギャラリーの次はアトリエ三月へ。  

  アートコンペFLAG2022をやってます。一般観覧者も投票できるのですが、ツイッターでコメントと作品の写真を添えて呟くというなかなか面白いアイディア(^.^)  

  全部で52名の参加があります。1階の作品の一部。  

  2階の作品の一部。
無審査ですが、レベルは高いですね(^.^) 匿名審査員によるプロの選考、一般のファン投票、オーナーさんの選考の三つの賞があって、入賞者には、三月さんでの個展の開催権がもらえます。
管理人が投票したのは以下の4点。まず[押し]の作家さんふたり。
 

  むくむくしたけものさんの「ふくふく」

この笑顔をみると、苦しい時も、ツライ時も、疲れた時も、心がパッと明るくなって、「もういっぺんやったろ!!」という気にさせてくれます。
 

  海月ないとさんの「水槽の記憶」

江戸川乱歩のパノラマ島奇譚の一章をイメージさせるような神秘と幻想とエロスを感じさせる作品です。
 

  阿部 佑仁さんの「昏む心」

今回の展示で一番素敵だなぁ(^^) って感じたのはこの一枚ですね。超モダーンな仏画といいましょうか。作家さんの説明では、法隆寺夢殿の救世観音像がモチーフだそうです。
 

  おザキゆいさんの "Mamma penis"

まあ、みたまんま(笑)の造形です。敢えてこの形を色とりどりに布で造られたことに1票入れましょう(^_-)-☆
 

  草葉さんの「夏を浴びる」

最後に一番気に入ったのが、この一枚。ヒマワリをシャワーヘッドに見立てたところが面白いですね。女の子の髪の毛から上半身がブルーに染まって、水流を受けている感じが強調されてます。バックが白抜きで、モチーフも省筆なのもいいね!
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グループ展 「不知火のころ」in SUNABAギャラリー

  9月4日は、大阪のギャラリー巡り、イロリムラを見てSUNABAギャラリーに移動します。  

  グループ展「不知火のころ」をやっています。
不知火とは旧暦7月の終わりから8月のはじめにかけて、九州の八代海有明海に現れる妖火のこと。季節が夏から秋に移り変わる今の時期にピッタリのテーマですね(^^)
 

  米田美香さんの小作品。左から「またね」「恋」「ふれないで」「奪われないように」「まだ終われない」

ジャンル的には美人画なのですが、タイトルといい色使いといい右3つのシュールな構成といい、見るものに強い印象を与えてくれます。
 
  少し大きな作品。左から「charmⅠ」「よるのめ」「charmnⅡ」
こちらも一見華やかに見えますが、じっくり見るとやっぱりなんか変(^_^)
 

  2枚取り上げてみました。左はミノカサゴ、右は金魚ような魚が浮かんでますね。深い意味があるのか('_')、作家さんの思いつきなのか(笑)  

  有坂はるなさんの作品、左から「懺悔」「灯火」「食事マナー」「最期の夜に」「憂鬱の味」

この方も、なにか不気味なドキッとさせる絵を描かれてます。西洋の宗教画を思わせるアイテムもありますが、小道具は何かの風刺あるいは隠喩なのでしょうか。
 

  一番衝撃的(笑)だったのは、カタツムリを舌に這わす絵ですね。軟体動物のヌメヌメ感が気鬱につながるんですかね。

ひとの頭に座って懺悔している絵も、非常に明確ながら意味がわからないです。何かの見立てなんでしょうか。宗教画を見慣れているひとには明白なのかも(^.^)
 

  田宮彩さんの作品、左から「澄依」「依代」「麻美」「愛香」「紗和」
デジタルデータをジークレープリントで印刷した高精細版画です。
会場にはいるとまずこの美人画達が迎えてくれます。手前の高久梓さんの朦朧体の美人画とは対極をなす、雑誌の挿絵の原画のような色鮮やかでハッキリ描かれた女性像に「ウっ」と声をだしてしまいました(^.^)
 

  どれも素敵ですが、あえてこの一枚を。一番落ち着いた雰囲気に描かれてますので(^^;*  

  作家さん三人三様の描き方ですが、ようやく秋を感じられるようになったこの頃にふさわしい作品ばかりでした。9月14日迄やってますので、足を運ばれてはいかがでしょうか。
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【叡電】8月後半のHM付電車

  叡電で、8月から運行がはじまったHM付の電車を紹介します。  

  802+852号は、お馴染み「パーミル(‰)会」。
コロナで3年ぶりに、8月11日の「山の日」から走ってます。
 

  801+851号は、8月27日から運行開始の京まふのコラボ電車。
京都市の広報キャラ「京乃つかさ」の和装バージョン(鞍馬方)
 

  出町柳方は、カメラ女子バージョンです。  


  赤電722号は、スロウスタートのコラボ電車。
鉄むすイメージのキャラです。(八瀬方)
 


  出町柳
運行初日には、八瀬駅でのイベントや特製HMの掲示もあって、ファンで賑わってました(^^♪*
 

  車内の広告枠にアニメのイラストが入れてあります。全部で20枚ちかくあるでしょうか。

9月からは、「鞍馬線運転再開1周年」の記念HMも付き出しました。また紹介しますね。
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18きっぷ山陽線の旅(その4)

  8月下旬の記事をもう少しUpします。

8月24日は、18きっぷの旅の3回目で今度は山陽線沿線に出かけます。
横川駅から十日市町、紙屋町間で広電を撮影しました。
 

  十日市交差点は十分堪能したので(^^; 紙屋町方面にまた歩きます。
相生橋西詰で、5200形5201号がやってきました。5車体3連接、全長30mの大きな電車です。Green mover maxの愛称がついています。
 

  相生橋から望む原爆ドーム
広島には何度も来てますが、ドームをじっくり見るのは小学校の頃の家族旅行以来です。

管理人は団塊の世代と新人類世代に挟まれた1950年代後半生まれのしらけ世代(笑)ですが、まだ戦争体験者から生で戦中戦後の惨状を見聞きする機会は多く、その反動で反戦とか反核の話題は避けていました。

昨今のきな臭い世界情勢を目にするに、いま一度、「平和」の意義を確認する時がきたようですね。
 
  700形703号が相生橋を渡ります。  

  1901号が戻ってきました。  

  1905(比叡)号も通りすぎます。  

  白島線の1900形も写したかったですが、時間切れで806号に紙屋町から乗車して広島駅に向かいます。

運転室直後の「鉄ちゃんシート(^.^)」の座ります。銀山町で800形801号とすれ違い。
 

  荒神三叉路では、3700形3701号とすれ違いました。
3700形は、ぐりーんらいなーの愛称をもつ3車体の連接車。先代の3500形が試作的要素も多かったのに比べて、量産型として700形とともに、今の広電の繫栄をもたらした立役者ですね\(^o^)/
 

  15:57 広島駅着、コンビニで弁当を買い込んで、あわただしくホームへ。
16:05 糸崎行きは、広島カープの応援電車です(^.^) 行きと全く同じ道を帰るので、三原まではお昼寝タイム zzz...
 

  三原で17:39 岡山行きに乗換、岡山で1分の接続で19:17 姫路行きに乗換ます。
倉敷あたりから帰宅時間帯になって電車はそれなりに混雑。それでも県境の三石を出る頃には、ガラガラになりました。
 

  船坂峠を越えるところで、車掌さんが車内改札に回ってきました。普通列車で検札があったのは久しぶりです(^^)  

  姫路でまた1分の連絡で 20:41野洲行きに乗継ぎ、22:14 無事に京都駅に帰ってきました。

現地滞在が、岡山30分、広島90分(^.^)、移動は往復で12時間以上(^^; という超アンバランス旅行でしたが、見るものはほぼ見ましたし(笑)、天気にも恵まれて楽しめました。

次の18きっぷの時期は、新幹線や夜行バスとも組合わせて、朝夕のラッシュ時のみ走る、古い電車もゲットしてみたいですね(^^♪
*
 
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18きっぷ山陽線の旅(その3)

  京都のギャラリー巡りを一回いれましたが、18きっぷの記事にもどります。8月24日は、18きっぷの旅の3回目で今度は山陽線沿線に出かけます。

目的地の広島まできまして、横川駅前から広電を撮影開始です。
 

  まず800形811号、続いて700形706号がやってきて並んでくれました。

700形は、いわゆる「軽快電車」の流れをくみ、それまでのチンチン電車にイメージを大きく変えた電車です。
800形は、700形の後継車ですが、製造年次に10年近い開きがあり、デザインがよりモダンになってます。
 

  京都市1900系を写すため、十日市町に向けて歩きだします。天満川にかかる横川新橋を渡るところで、さっそく1901(東山)号がやってきました。  

  別院前電停では、800形813号を撮影。

「公共交通機関を利用してアオギリに会いに行こう」のメッセージと被爆樹木の「 アオギリ」のイラストが描かれた電車が平和を訴えています。
 

  寺町電停では、1907(銀閣)号がやってきました。真横から撮影。  

  十日市町の手前では、1000形1006号がきました。GREEN MOVER LEXGの愛称をもつ、中型の3車体連接車です。18編成もあって広電の主力ですね(^.^)  

  十日市交差点でしばらく撮影します。
大阪市電の750形762号がきて、元京都市電とすれ違ってくれました。
 

  750形は大阪市電の1651形として1940(S15)年に製造され1965(S40)年に広島にやってきました。車齢82年の古参電車で、本形式の最後の1両です。
京都市1900系は、1957(S32)年に製造され、1977-78(S52-53)年に広島に移っています。管理人より1歳お兄さんの65歳ですね(笑)
 

  3950形3951号がカーブを曲がっていきます。3連接車は迫力ありますね。(全長27m余)  

  1903号が追いかけます。やはり単車は短いです(^.^)
全長13m弱と3950形の半分以下です。
 

  1000形1018号がきました。チャンギントンのラッピング電車になってます。
岡山に続いて広島でも見れたのは、ラッキーでした(^^♪

(続く)
 
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