お彼岸の連休二日目は、午前と午後に分けてアート鑑賞 | ||
午前は、泉屋博古館の「文化財よ、永遠に」展にいきます。 住友財団の文化財修復助成事業30周年と助成件数1000件超を記念して、東博、博古館(東京)、同(京都)、九博の四か所で同時開催される(内容はそれぞれ別)の展示のひとつです。 |
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よく博物館や美術館にいくと、「この展示物は〇〇年に修復されて、当初の輝きを取り戻した」とか、「これはxx年の修理で、仏像の体内から取り出された」とか書いてますよね。 三番目で今回のテーマでもあるのは、資金の裏付けです。やはりお金がなければ、人も物も動かせません (^^; 公的補助はありますが、足らない部分を企業のメセナ活動が支えています。例として住友グループが所蔵する文化財の修復品もいくつか展示してあります。 |
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展示品はぜんぶで30点ほど、前後で入れ替えがあります。 目玉(笑)は、高雄神護寺の国宝「山水屏風」。もともとは貴族の屋敷の調度品であったのが、寺の儀式用に転用され今に伝えられています。汚れを落とし、順番を正しく替え、表装も取り換えられています。 |
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国宝「明月記」時雨亭文庫蔵も巻47が展示されてました。(後期は巻48の予定) 定家卿の自筆が700年余の時を超えて、今に伝わるなんてすごいですよね。この先また何百年と伝えていかなければなりません。 |
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面白く感じたのは、「武家諸法度草稿」以心崇伝筆:金地院蔵 原稿が残っているんですね(^^) 加筆訂正の跡もあって、黒衣の宰相の息遣いまで伝わってくるようです。 |
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(当ブログは、2019年5月24日より「ココログ」より載せ替えました。 ココログの記事は【こちらで読めます】) |