ピンぼけブログ館II

地元の叡山電車の写真をメインとした鉄道の話、京都・大阪とその近郊のお散歩やギャラリー巡りの感想、ちょっと遠出できたときの旅行記、などなど、なんでもありの雑文などをぐだくだと.... (by なかっちょ from Kyoto)

京の花見散策 半木の道のしだれ桜

  京都の花見を締めくくるのは、「御室の桜」ですが、もう嵐電にのって見に行くのも憚られるご時世なので、先週末の半木の道のしだれ桜と上賀茂神社の桜で、2020年の桜散策は、終わりにいたします。  

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  北大路橋から北山を望む。右手の土手の桜並木が半木の道です。  

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売茶翁の碑がありました。

『鴨河に遊び 茶を煮る
茶具を担い 蝸舎(かしゃ)を出(い)で
檻泉(かんせん)を択(えら)んで 鴨河に遊ぶ
鼎裏(ていり) 人間(じんかん)の味に非ず
神仙 何(なん)ぞ瑶池(ようち)を覓(もと)めん
売茶翁高遊外(ばいさおうこうゆうがい)』

「(現代語訳)お茶の道具をかついでせまい住まいを出て
 鴨川のほとりの清らかな水のわいている所を選び茶を入れる
 お茶をいれている境地はこの世の外
 仙人になろうと思ったらわざわざ山深い池へ行く必要はない
 (鴨川のほとりでそういう境地に入ることができる)」

『売茶翁の肖像』

『売茶翁高遊外(一六七五~一七六三) 名は高遊外、人は売茶翁と呼んだ。
江戸時代、佐賀県蓮池に生まれ、十一歳で出家、黄檗宗僧侶から五十七歳で還俗、京に上る。鴨川畔など風光明媚なところで往来に茶を振舞う。翁を慕い池大雅伊藤若冲などの文人が集い文化サロンを形成。お茶を急須で淹れる方式が評判となり、その後煎茶が全国に普及した。その精神世界は後に煎茶道の世界に受け継がれている。
調 査 2013年9月9日』

と、彫られています。

 

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  例年なら桜まつりが開かれ、売茶翁の故事にちなんで、野点もおこなわれるのですが、今年はイベントはすべて中止になりました。  

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  ただ桜をめでながら、ぼちぼちと歩くのもいいものですね。イベントや宴会なしの花見は、来春も継続しては(笑)  

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  望遠で圧縮  

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  すこし花に近寄ると、  

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  もう少し近寄ると(^^♪  

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  五山の送り火のひとつ西賀茂の船形です。さすがにお盆にはコロナも終息していると思いたいですが(^-^)
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