伏見深草の散歩がなかなか面白かったので、5月16日に小雨の中をまた出かけてきました。 今回は、伏見街道(本町通)に沿って、七条から中書島まで歩きます。 |
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京阪七条駅から本町通を南下してすぐの本町跨線橋を渡るときに、ちょうどEF210-18の引く貨物列車が通過しました。福岡タ発越谷タ行きの1052列車のようです。 |
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車の少ない東福寺の参道に折れてみます。歩き始めは雨がやんで薄日もさしてたのに、東福寺を出る頃にまた降り出してきました('◇')ゞ これも知らなかったのですが、東福寺の南門から伏見稲荷大社まで本町通を通らずに行ける道があるんですね。ちゃんと道標もあります。 東福寺塔頭の光明院は、作庭家重森三玲の波心庭、雲峯庭を拝見できます。「虹の苔寺」ともいわれるお寺なので、参拝が再開されたらこの日のような小雨に濡れた苔庭を味わいたいところです。 |
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お稲荷さんは、こんどは南門から出ます。小雨の中、土塀と朱塗りの板塀がいい雰囲気だしてますね。 | ||
歯痛に霊験あらたかといわれる「ぬりこべ地蔵さん」です。 6月4日の虫歯予防デーにあわせておまつりがありますが、今年は、あるかなぁー(^-^) |
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深草地区は、前に紹介してるので飛ばして、京阪墨染駅前の墨染寺に進みます。 墨染地区の地名の由来となり、 深草の野辺の桜し心あらば今年ばかりは墨染に咲け (上野岑雄 古今集 巻十六 哀傷歌 832番) で知られる、墨染桜が植えてあります。もう葉桜ですが(^-^) |
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墨染寺の近くに、山科を歩いたときに紹介した深草少将の屋敷跡と伝える、欣浄寺があります。 小野小町の百人一首の 花の色はうつりにけりないたづらにわが身世にふるながめせしまに (古今集 巻二 春下 113番) に合わすかのように、しおれた八重桜が雨にそぼ濡れておりました。 |
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境内には小町と少将の供養塔のあります。 少将は、ここから竹藪のつづく大岩街道を毎晩、醍醐まで歩いて行ったんでしょうね。 |
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午後6時を回って、明かりのつきだした酒蔵の道。 ほとんど誰もあるいていません。商店街も早くも店じまいをはじめてました。 |
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天候やコロナのせいで(笑)、ブルーな記事ばかりになったので、最後は明るい「花鉄」で(*^▽^*) 5月10日の散歩の最後に寄った、近鉄京都線宇治川派流鉄橋とキショウブです。 * |
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