7月19日は、蓮見にあと大阪に移動して、SUNABAギャラリーに寄りました。 | ||
蜈蚣タマミ・琴乎あおい二人展「BORDER」とグループ展「無人地帯」をやってます。 「BORDER-境界-」は、現界と異界の境目を意味するのでしょうか。この世の人や獣のようで、よくみると現実にはありえない不可思議な世界が並んでいます。 奥のスペースは「無人地帯」 このテーマが決められたのは、おそらくコロナ以前と思いますが、まさか白日のゴーストタウンを実際に体験するとは思いもよりませんでした。 アーティストの想像力を現実が軽々と追い越しましたね(^.^) |
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蜈蚣タマミさんの作品。左から「燃え続ける場所」「Like a girl」「Spit out」。 燃え続けるのは、いわゆる「地獄」なんでしょうか。真ん中の女の子も手が異形ですね。右の恐竜?も上顎を吊り上げられているようにも見えますが、何を吐き出しているのでしょうか。 |
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琴乎あおいさんの作品。左から「溶け合うふたり」「侵食」「torso」です。 抱き合う二人は肉体が溶けて合体しつつあるみたいですね。真ん中は植物に侵されつつある肉体。右の男性も腕や下半身に続いて頭も無くなるのでしょうか。 |
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池田ひかるさんのマネキンシリーズ、左から「マネキン3号 プラスチックのアイドル」「マネキン2号 マリアの雛形」「マネキン4号 顔のないモデル」とタイトルがついてます。 空き地に打ち捨てられたマネキン人形、よくある情景ですが作家さんは強いインスピレーションを得て、連作を仕上げられたそうです。 管理人は、寂寥感や空虚感を感じました。 |
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森本ありやさんの作品「空地」「売地」「戯れの中に残され」「塔へ入れて」です。 左の2枚は、池田さんのマネキンと近いコンセプト-雑踏の中に忘れられた空間、止まった時間ーを感じます。 右の2枚は、メルヘンのような寓話のような、どちらにも描かれているオレンジ色の円盤のようなものはなんでしょうか。 |
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椎木かなえの「無人地帯」のシリーズです。左から「〜時計台〜」「〜城〜」「〜劇場〜」「〜塔〜」とタイトルがついています。 金色のバックに苔むしたような古い建物、ひょろ長い木、無人といいながら、手や足や顔のようなものが...... 劇場を覆う布のようなものは何を表すのでしょう。 一度見たら忘れられない、物凄いオーラを発する絵です。 |
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最後は、鍋島あやこさんの「旅するシリーズ」、左から「-海を渡る電車-」「-草原を走る電車-」「-無人電車-」です。 このシリーズは「旅する」といいながら「旅人」などはまったく出てきません。かといって単なる風景画とも違い、管理人の好きなシリーズです。 やはり「無人電車」もコロナ |
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