京都文化博物館をでて、木屋町三条から四条間の高瀬川に浮かぶ「第14回高瀬川彫刻展」を鑑賞します。 | ||
例年10月から11月に開催されるので、「今年は早いな」と、思ったたら募集要項にこう書かれています。 『今年の京都川彫刻展は新型コロナの影響で多くの展覧会が中止に追い込まれている中、コロナに対するアートのワクチンとして、時期を早めて開催します。 新型コロナの影響で活気を失った木屋町を京都高瀬川彫刻展で少しでも潤いや活気が取り戻せたらよいと思います。』 さらに、 『作家の側も気を持ち直して新型コロナにめげずに素晴らしい作品を作ってくれることを期待しています。』 とありますが、出来栄えは如何に(笑) 全部で32作品がエントリーされたそうですが、管理人がイイな!と感じた11作品を北から南へ順に紹介します。 |
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郡山ヒロアキさんの「コロナを抗して」 木の根のとんがりがコロナウィルスのイメージなんでしょうか。 |
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豊原康雄さんの「水」(左)と「空気」(右)。プレート上の模様が少し違うのでしょうか? |
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近藤嘉晃さんの "Soil art (walking a pole)" まあ、見た通りの(笑)土人形です。特に支柱やピアノ線で支えてませんが自立してます。体内に心棒が通ってるにかも。狭い川の上という条件を見事に生かした作品では(^^; |
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木下順さんの「風の姿2020」です。木枠にキャンバスを貼って粘土か樹脂を塗ってあるのでしょうか。 | ||
ノブコ・ウエダさんの「Resilience-船出」です。 塑造あるいは陶造の船で復活の船出のようです。 |
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半田哲生さんの「八腕目鎖帷子 其の七 上洛」です。 カラフルな板に、タコの足らしきものが取り付いています。リアルな造形とユニークなタイトルで、個人的には今回のグランプリ(笑)かな |
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LICCA(野崎リカ)さんの "Money Mining Machine" 仮想通貨を手に入れる「マイニング(採掘)」に掛けてあるのでしょうか。可動部分があるので、動画で見ると面白いかも(^^) |
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貴志カスケさんの「へ」です。 まあ、見ての通り(^^; バカらしさもここ迄くれば......ですね。 |
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大西治・大西雅子さんの「コトバノクニ」です。 言葉=文字を切り抜いたプレートを貼り合わせて、巨大な鹿の像を作られてます。 旧立誠校跡にできた「立誠ガーデン ヒューリック京都」の広場からも見れて注目度も抜群かも(^^)/ |
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田宮豊さんの「ダックス」です。 廃材を転用して、みごとにワンちゃんに仕上げられています。足元のテーブルも作品の一部なのかな。 |
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佐藤浩二郎さんの「ソーシャル ディスタンス」です。 最後は、やはり(笑)コロナで締めですね。あまりにも時事ネタすぎるので、どう観客を振り向かすかが肝要ですね(^^) * |
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(皆川月華・泰蔵展、陽明文庫展) | ||
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