ピンぼけブログ館II

京都人のおじさんです。仕事場は大阪船場。近所をブラブラ歩きながら、写真を撮ったり、お寺や神社に参ったり、ギャラリーをのぞいたりしてます。余り飛び回れなくなりましたが、鉄ちゃんでもあります。 よろしくお願いします。地元の叡山電車の写真をメインとした鉄道の話、京都・大阪とその近郊のお散歩やギャラリー巡りの感想、ちょっと遠出できたときの旅行記、などなど、なんでもありの雑文などをぐだくだと.... (by なかっちょ from Kyoto)

グループ展「感謝祭」・&「オルタナティブな具象」in SUNABAギャラリー

  10月17日は、朝から夕方までずっと雨。叡電嵐電でイベントがあったのですが、傘さして行く気力がなくて(^^; 予定変更で、電車で行けるスナバギャラリーさんへ。  

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  グループ展「感謝祭」と「オルタナティブな具象」展をやってます。  

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  「感謝祭」は、タイトル通り(笑) 別の企画が取りやめになって急遽企画されたもの。常連の作家さんを中心に5名が出展されてます。

なかでも、上のたつき川樹さんの水彩画が目に留まりました。精緻な描写の人物とややぼかされた背景の対比とカラフルな色使い。キマッてますね(^^)/
 

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  奥は、「オルタナティブな具象」展。
具象画というと、伝統的な静物画や人物画のイメージですが、伝統技法に取って代わる新しい現代アートで描かれた具象画展といったところでしょうか(^.^)

上の、船越菫さんの作品は、作家さんの見た情景を一旦記憶のメモリーに閉じ込めて、ふたたび暈しを多用して再構成したものです。
パッと見には、なにが描かれているのかわかりにくいけれど、じっと見ていると対象が浮かび上がります。
 

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  ちぎらしょうこさんの、「境界線の向こうに」のシリーズです。
海の絵の上半分を白い下地材を塗り落とす、独特の手法です。
 

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  蛭田美保子さんの作品は、モチーフは花や果物ですが、ひと目で現実にはおそらくあり得ない情景とわかります。
でも非常に具体的に描かれているので、もしかしたらどこかにこんな花が咲いてるのかも? って、思ったりして(笑)
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