ピンぼけブログ館II

京都人のおじさんです。仕事場は大阪船場。近所をブラブラ歩きながら、写真を撮ったり、お寺や神社に参ったり、ギャラリーをのぞいたりしてます。余り飛び回れなくなりましたが、鉄ちゃんでもあります。 よろしくお願いします。地元の叡山電車の写真をメインとした鉄道の話、京都・大阪とその近郊のお散歩やギャラリー巡りの感想、ちょっと遠出できたときの旅行記、などなど、なんでもありの雑文などをぐだくだと.... (by なかっちょ from Kyoto)

グループ展「三人の魔女Ⅱ」in SUNABAギャラリー

  非常事態はまた延長になりましたが、6月から自粛がすこし緩和されお店やイベントの徐々に開き始めたところが出てきました。でも、完全オープンはまだまだ先かな(^-^)

で、5月26日は、会社帰りに中崎町のギャラリーに寄ってきました。
 

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  イロリムラの次は、スナバギャラリーへ、グループ展「三人の魔女Ⅱ」の最終日でした。
出展は、はやしだちかさん、傘嶋メグさん、遊(アトリエ夢遊病)さんの三人。みなさんこのギャラリーではおなじみ(^^) なので管理人が気に入った一点だけを紹介します。
 

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  はやしだちか「アンビバレンス」
タイトルは、「ある対象に対して、相反する感情を同時に持つこと」だそうです。満月に横たわる半裸の美女は、例えば「おとぎ話に出てくる、良い魔女と悪い魔女の寓話」だったりするのでしょうか(^.^)
 

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  傘嶋メグ「喫茶黒猫」
魔女ですから、体のなかに喫茶店があってもおかしくないのかも知れませんが、やっぱり普通に考えるとエッ!と声をあげそうになるシュールな構図ですね。
男性の向かい側は空席にもみえますが、バラを挟んで女性が座っているのかも。
 

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  遊(アトリエ夢遊病)「夜ノ子」
「魔女」のタイトルに一番ふさわしい作家さんかも(^.^) 写真では分かりにくいですが、点描画です。

悪夢か幻想の世界をそのまま描き起こしたような、おどろおどろしいモチーフがリアルに描かれています。
でも怖さが先立たないのは、描写の緻密さ完成度の高さによるのでしょうね。
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