散歩の途中ですが、大阪のギャラリー巡りを一回いれます。 6月8日は、会社帰りにSUNABAギャラリーに寄ってきました。 |
||
|
||
船越菫さんの個展「アーキタイプの露光面」をやってます。 船越さんは去年の秋のグループ展で、2・3点作品をみせてもらって「作家さんの見た情景を一旦記憶のメモリーに閉じ込めて、ふたたび暈しを多用して再構成したものです。」という説明を聞いて、 「パッと見には、なにが描かれているのかわかりにくいけれど、じっと見ていると対象が浮かび上がる。」と、感想を書いています。 |
||
|
||
今回も、同様の作風の絵が並んでいます。抽象画ですが、写真撮影に例えると理解しやすいです(^.^) まずカメラの絞りを絞り込んでファインダーの隅々までピントを合わせて、構図もビシッと決めてから、おもむろに絞りを開放してわざとぼかしてシャッターを切る。 見た目は、筆のおもむくままにラフに書き散らしたようにも見えますが、非常に計算された理知的な作品と感じました。 |
||
|
||
抽象画の場合はままありますが、作品にキャプションが添えてないので、いちいちカウンターの作品一覧までタイトルを確認に行くのですが、作品だけをみて自分なりにタイトルや内容を考えて、それを作家さんの想いと答え合わせするみたいで、面白いです(^.^) | ||
|
||
ここまで来ると、もう説明なしでは理解不能ですが、解るのではなく感じる絵ですね。 | ||
|
||
この連作も、左から3枚目までみて「もみじ」とわかって、順に「桜花」「新緑」「紅葉」「雪枝」と四季図であるとわかりました。 何かクイズを解いているみたいで、楽しい展示でした(^.^) * |
||
(前の記事) | (府立植物園の花しょうぶ) | |
(次の記事) | (吉田神社のアジサイ) | |
読んでいただいてありがとう! | ||
(TOP記事へ) |