ピンぼけブログ館II

京都人のおじさんです。仕事場は大阪船場。近所をブラブラ歩きながら、写真を撮ったり、お寺や神社に参ったり、ギャラリーをのぞいたりしてます。余り飛び回れなくなりましたが、鉄ちゃんでもあります。 よろしくお願いします。地元の叡山電車の写真をメインとした鉄道の話、京都・大阪とその近郊のお散歩やギャラリー巡りの感想、ちょっと遠出できたときの旅行記、などなど、なんでもありの雑文などをぐだくだと.... (by なかっちょ from Kyoto)

「こんにちは京都市電」展 in 京都市歴史資料館

  京都市歴史資料館に「こんにちは京都市電」展を見に行ってきました。  

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  京都市電関係資料」が京都市指定有形文化財に指定されたのと、京都市営地下鉄開業40周年を記念した展示です。

 

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京電時代から市電の開業、車両の詳細、各テーマ(景観・災害・戦中戦後・祇園祭など)に沿った資料、最盛期から廃止、そしていまに至る歴史などの章立てで、貴重な資料が展示されています。

多くは、鉄道ファン(^.^)として、見たり聞いたりしたことのある資料ですが、やはりコピーや引用ではなく原本の書類や図面はなかなかお目にかかれないのでうれしいですね

最後に調査員が選ぶ「京都市電関係資料」というコーナーがあって、トロバス梅津線、集電装置、伏見線の踏切、元田中叡電連絡線など、市民の興味を引きそうな資料がならんでます。

中でも一番気になったのは、「錦林車庫にまぼろしの留置線」という展示で、昭和35年に白川を渡り西側に吉田山の麓まで留置線を拡張する計画が立てられたそうです。
結局、まぼろしに終わったようです(^.^)

8月末までは、前期「はじめての京都市電―初級編」として、一般ウケ(笑)資料が多いようです。後期の「上級編」に期待しましょう!!
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