ピンぼけブログ館II

京都人のおじさんです。仕事場は大阪船場。近所をブラブラ歩きながら、写真を撮ったり、お寺や神社に参ったり、ギャラリーをのぞいたりしてます。余り飛び回れなくなりましたが、鉄ちゃんでもあります。 よろしくお願いします。地元の叡山電車の写真をメインとした鉄道の話、京都・大阪とその近郊のお散歩やギャラリー巡りの感想、ちょっと遠出できたときの旅行記、などなど、なんでもありの雑文などをぐだくだと.... (by なかっちょ from Kyoto)

タカタニエミコ個展「皺」in SUNABAギャラリー

  8月23日は、SUNABAギャラリーで、タカタニエミコ個展「皺」とグループ展「抽象の庭」を見てきました。  

f:id:nakkacho902:20210824132858j:plain

  タカタニさんは、日本画材をつかって、シワといういつでもどこでも見られる現象を、ある時は具体的に、ある時は抽象的に描きわけて作品とされています。  

f:id:nakkacho902:20210824132911j:plain

  向かって左がより抽象画性が強くパンチの効いた「動」のイメージ、
奥から右手にかけ段々具象的になりモチーフの形もわかる「静」のイメージになるのだそうです。
 

f:id:nakkacho902:20210824132958j:plain

  和紙と絵具だけでなく、下地材や金属まで使って激しくうねり、盛り上がり、それこそ皺くちゃ(笑)になって、見るものを圧倒させる「動」のシリーズです。  

f:id:nakkacho902:20210824132948j:plain

  奥の比較的大きな作品。激しさは消えて具象から抽象に移り行く過渡期のような作品。  

f:id:nakkacho902:20210824132939j:plain

  布や紙、他にもビニール袋のような素材のイメージがつかめる「静」のシリーズ。
真ん中の「同臥」は共寝、添い寝といった意味でしょうか。中にいるのは若い男女か、親子か、はたまたネコ2匹(笑)

(後半に続く)
*
 
(前の記事) (いちりん2周年展)  
(次の記事) (「抽象の庭」展)  
読んでいただいてありがとう! 
(TOP記事へ)