ピンぼけブログ館II

京都人のおじさんです。仕事場は大阪船場。近所をブラブラ歩きながら、写真を撮ったり、お寺や神社に参ったり、ギャラリーをのぞいたりしてます。余り飛び回れなくなりましたが、鉄ちゃんでもあります。 よろしくお願いします。地元の叡山電車の写真をメインとした鉄道の話、京都・大阪とその近郊のお散歩やギャラリー巡りの感想、ちょっと遠出できたときの旅行記、などなど、なんでもありの雑文などをぐだくだと.... (by なかっちょ from Kyoto)

「寅づくし」&「新収品展」in 京都国立博物館

  1月16日のお散歩は、三十三間堂をでて向かいの京博にはいります。  

f:id:nakkacho902:20220117131741j:plain

  新春恒例の干支にまつわる展示と、新収蔵品展をやってます。
展示品のトップは、京博のマスコットキャラのトラりんのモデルになった、尾形光琳「竹虎図」。そっくりですね(^.^)
その他、絵画・絵巻・工芸・彫刻・塑造などなど、虎をモチーフにした作品がずらり。

後陽成天皇の宸翰「龍虎」「梅竹」が目につきました。安土桃山から江戸初期の激動の時代を生きられた帝らしい、豪放な筆跡です。
 

f:id:nakkacho902:20220117140814j:plain

  新収品展では、伊藤若冲「百犬図」が目だちますね。少し前の図録では個人象とされているので、京博が買い上げたようです。
円山応挙の七難七福図の下絵(白描)も制作過程が知れて面白いです。
 

f:id:nakkacho902:20220117142036j:plain

  帰り道の建仁寺塔頭堆雲軒の参道生け垣。向かって右は椿で今が花の季節でしょうが、左はツツジのようですがこの寒いのにピンクの花を咲かせてます。狂い咲き(^.^)ですね。
*
 
(前の記事) (三十三間堂の通し矢)  
(次の記事) (大阪城梅林のお散歩)  
読んでいただいてありがとう! 
(TOP記事へ)