ピンぼけブログ館II

京都人のおじさんです。仕事場は大阪船場。近所をブラブラ歩きながら、写真を撮ったり、お寺や神社に参ったり、ギャラリーをのぞいたりしてます。余り飛び回れなくなりましたが、鉄ちゃんでもあります。 よろしくお願いします。地元の叡山電車の写真をメインとした鉄道の話、京都・大阪とその近郊のお散歩やギャラリー巡りの感想、ちょっと遠出できたときの旅行記、などなど、なんでもありの雑文などをぐだくだと.... (by なかっちょ from Kyoto)

選抜展特別展示 人長果月「planktos」in 文博

  2月4日は、京都と大阪のギャラリー巡り。
京都文化博物館京都府新鋭選抜展2022の特別展示として別館で展示された、人長果月(ひとおさ かづき)さんの "planktos" です。
 

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  元日銀京都支店の営業室であった、壮麗なホールと壮大な作品のコラボが楽しめました。作品の解説は、作家さんのコメントを読んでください。


 ごあいさつ

 万物の根源は水である タレス

 昨年、春から微生物の写真を手探りで撮り始めました。スライドガラスとカバーガラスのほんのわずかな空間に微細な生命が溢れていることに驚きと喜びを感じ、万物の根源とは何かを問い始めた、タレスのこの言葉に巡り会いました。
 水の惑星である地球の100万分の1の円を描き、生命の始まりである微生物たちを浮かせる本 作品の制作はまるで、大きな別の宇宙を作り出しているようでした。私たちは、見えないくらい小さな世界と大きな世界の間に存在しているのです。

 今回、京都を中心に活動する新進の若手作家を紹介し、次世代を担う作家として京都から世界へ発信する「Kyoto Art for Tomorrow 2022 -京都府新鋭選抜展-」の開催に際し、 特別出品として《planktos》を展示いたします。
 これまで、人の動きにより変化する映像を用い、生まれ育った京都をはじめ国内外において、生き物に潜む生命の多様なイメージをインタラクティブインスタレーション作品として発表してき ました。本作品が、微生物そして地球、私たちそれぞれが過ごしてきた永い年月に想いを馳せる機会になれば幸いです。

 最後になりましたが、本作品を実現するにあたり、数多くの方々から多大なご尽力を賜りました。 ご支援、ご協力いただいた関係の皆様方に深く感謝申し上げます。

令和4年1月 人長果月

 

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  ヘタな写真(^^; ですが、作品の雰囲気だけは受け取っていただけましたでしょうか。
撮影禁止の施設が多い中で、自由に撮影させてもらえる京都文化博物館に感謝しますm(__)m
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