4月23日は大阪のギャラリー巡り、SUNABAギャラリーさんとアトリエ三月さんに寄ってきました。 | ||
峰山茉弓さんの個展の初日と、グループ展の中日です。 | ||
左から「流」「貴方の面影」「鼓動」「先」 峰山さんといえば、さみしく切ない表情をした人物画のイメージが強いですね(^^) |
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左から「ただ遠くに」「叶」 人物の表情はもちろんですが、注目したのは、背景はもちろん人物にまとわりつく霧雲のような火焔のようなモヤモヤしたイメージです。 人物のオーラ(想念や気持ち)を可視化したものでしょうか。 |
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左から「唄Ⅱ」「唄Ⅰ」「孤夜」 今回の展示で、もうひとつ気になったのは抽象画が多かったこと(作品の半分近いです)なんですけど、背景のオーラのような部分が独立して? 抽象画として独り立ち(笑)したんかな、って受取ました。 |
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「楽園」 800mmX1000mm の大作ですが、パッと見は「地獄かなぁ」って思っちゃいました。キャプションをみて「天国かぁ(^^♪」って思ったしだい。 |
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左から "beyond b" "beyond a" A、Bは単なる制作順のようなもので、連作ではないそうです。今回の展示の中で一番気になった作品です。 墨で描かれているので、Bは、琳派の風神図、Aは、狩野派の老梅図のオマージュを感じてしまうのは私だけ(^^; ともあれ、この作家さんの新たな可能性を見せていただけて良い個展でした。 |
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ここからグループ展です。 最初は、奥村あかさん。 |
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この「世界を創造する」という作品は、前に見せてもらったかもしれませんが、コロナ、戦争、インフレ、分断とその時よりも混迷の度を深める地球。この絵のように一度リセットして再創造するのもイイのかも(^^; | ||
2番目は、錠マヱさんの「トマト」「あやめぐさ」「イチゴ」です。 | ||
カラフルな作品はどれもステキですけど、トマトケチャップから放水銃のように赤いラインが飛び出してくるのが面白いのですね。花の色とオムレツの色も黄色で合わせてあるのかな(^.^) | ||
3番目は、瑠雪さんです。幻想的な、中世ヨーロッパを想わせるような世界を描き出されています。 | ||
この「気がついたらここにいたの」という作品も色々なモチーフがびっしりと描き込まれてますね。 | ||
最後は畫正さん。 丸や三角な画面に花のイメージを纏う女性像が描かれてます。 |
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この「災を連れ行く」という絵は、巨大な椿の花が疫神の化身なのかも(^.^) * |
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