5月9日は会社帰りにSUNABAギャラリーに寄ってきました。 | ||
前に紹介した松平一民さんの個展と、グループ展「Kirei Ⅲ」が終盤を迎えてます。 グループ展は常連の4名の作家さんが出展されてます。初日に一度見ているのですが、松平さんの作品の印象が強すぎて記事に出来ず(笑)、もう一度取材してきました(^.^) |
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古藤なぐさんの作品。左から《お帰り》《幽か》《暁》 ダークブラウンな色調でまとめられた画面に深刻そうな顔つきをした男性がアップで。 「綺麗」とは対極のような印象ですが、明るく華やかな画面だけがキレイじゃないんですよね。 |
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男性は、考え事をして一睡もできないうちに、夜明けをむかえたのでしょうか。焦燥感が漂います。 | ||
草野水樹さんの作品。左から《Invitation au vol de nuit》《あの日の眼差し》《いつか夢見た》 水野さんの美人画はいつみても美しいですね(^.^) 主人公の顏かたちはもちろん服装・背景・小物まで丁寧に描き込まれているのには感心します。 |
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タイトルは、フランス語で「夜間飛行への招待状」といった意味でしょうか。 夜空に舞う気球を「前進するために果たすべき決意」と、受け取ってみました。 |
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伊桐美月さんの作品。左から《花と少女の香り》《天使じゃなくなっても》《一緒に行こう》 大人の女性へ成熟する直前の少女を描かれているのでしょうか。 |
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よく見ると半袖の夏服なのに、寒い季節のような背景で、花吹雪が舞っているようにも見えます。季節感が混乱するなかを向かうのは、大人の世界かそれとも幽界か(怖) | ||
はヤせあヤきさんの作品。左から《渇き》《安らぎ》《ゆらめき》 「渇き」がややシュールな表現ですが、ステキな美人画ですね。手にするお花には「花言葉」のようなメッセージが込められているのでしょうか。 |
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洋服の表現が細かいですね。主人公の表情は、不安が消えて安堵に代わる直前の一瞬をとらえたようにも見えます。 * |
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