6月10日は、会社帰りにあべのハルカスで「白日会関西展」をみてきました。 | ||
白日会の理念は、「見えるものを通して、見えないものを描こうとする」こととしての「写実」。とありますように、非常にリアルな人物や静物画が多いです。 | ||
会場の様子です。 左手の柱面に掛けられた松本貴子さんの "Metamorphose" (メタモルフォーゼ:変身)が目に留まりますね。蝶やシャボン玉は、生まれ変わり死に変わる霊魂や儚い人生の象徴なのでしょうか。 |
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今回お誘いいただいた西脇惠さんの「霞の空にうたう」です。この春、めでたく正会員に推挙された記念作です\(^o^)/ よく使われるブルーの空を背景に、白いドレスの女性像。 「服装の質感より、手足の表現に苦労した(^.^)」とは、作家さんの弁です。 以前のやや凝った表現(雲の様子などに名残りが見られますが)に比べて、シンプルになりましたね。大人になられた。と言えば、失礼でしょうか(;^ω^) |
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辻登代子さん「紫陽花の森」 まさに、今の季節感にぴったりです。 |
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山本桂右「山道を行く人」 田舎の小駅から山の奥へ延びる道を俯瞰して、ややぼかしたように描かれています。その長い道をポツンと歩む人。 こちらに来るのか、向こうへ去るのか、これも人生の象徴なのでしょうか。 * |
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