7月9日は、京博の新発見の蕪村の「奥の細道図巻」を見にいってきました。 | ||
与謝蕪村は奥の細道の全文を写し、俳画をそえた図巻を10点ほど作ったそうですが、現存は4点が知られていました。最近5点目になる図巻が発見され、しかもどの図巻より古い(安永6/1777年作)貴重な作品だそうです。 蕪村の奥の細道を題材にした俳画は比較的多くが知られており目にされた方も多いと思いますが、やはり幻の第一作と思うと、見てて感動しますね(^^) 上のパンフレットは、『月日は百代の過客にして、行き交ふ年もまた旅人なり。』ではじまり、 『人々は途中に立ち並びて、後ろ影の見ゆるまではと、見送るなるべし。』でおわる『旅立ち』の前半部分の本文と、みちのくに向けて歩みはじめる芭蕉と曾良の絵です。 |
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そのほかの常設展示では、熊本・宮崎の古墳文化―石人と貝輪―(考古)、白描(絵巻)、中世の扇絵(中世絵画)、生誕420年 狩野探幽(近世絵画)、祭と会食(漆工)などが良かったですね。 わずか数百円の入場料で、涼しいところで知的好奇心(笑)を満足させてくれるミュージアムの常設展示は、暑い時期の避暑にもってこいですね(^.^) |
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帰りは、五条坂の裏道をぷらぷら歩いて戻ります。 河井寛次郎記念館付近。 |
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五条通から一歩奥に入ると、登り窯やろくろ・染付の工房が並びます。 | ||
建仁寺の三門と両側のハス池、向かって左が赤、右が白いハスでした。 * |
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