ピンぼけブログ館II

京都人のおじさんです。仕事場は大阪船場。近所をブラブラ歩きながら、写真を撮ったり、お寺や神社に参ったり、ギャラリーをのぞいたりしてます。余り飛び回れなくなりましたが、鉄ちゃんでもあります。 よろしくお願いします。地元の叡山電車の写真をメインとした鉄道の話、京都・大阪とその近郊のお散歩やギャラリー巡りの感想、ちょっと遠出できたときの旅行記、などなど、なんでもありの雑文などをぐだくだと.... (by なかっちょ from Kyoto)

新美南吉の故郷を訪ねて(前編)

  7月30日は、外出制限が無くなり3年ぶりに18きっぷの旅を楽しんできました。
愛知県半田市新美南吉記念館と豊橋市の杉浦孝始さんの個展が目的地です。
 

  新美南吉生誕100周年記念ステンドグラス「南吉のふるさと」  

  京都を7:45の出発、米原と大垣で乗換て、10:04金山着。名鉄河和線の特急に乗換えます。  

  阿久比駅で普通に乗換。この付近までくるとのどかな風景が広がります。  

  ここ阿久比町の車窓に広がる丘陵や田園風景は、新美南吉の童話の舞台なのだそうです。感動しました。  

  半田口駅で降ります。新美南吉の故郷の玄関口として、童話のキャラクターが迎えてくれます。  

  駅から旧街道を通って記念館までは、「南吉童話の径」と名付けられ、ゆかりの施設や童話の舞台が点在しています。  

  南吉の生家です。  

  内部は当時のままに残されています。  

  実家の前を通る旧街道は、大野街道(黒鍬街道)と呼ばれ、「おじさんのランプ」や「牛をつないだ椿の木」などにでてきます。他にも童話にでてくる建物(のモデル)が点在してます。  

  旧街道を15分ほどあるくと、新美南吉記念館に着きます。なだらかな丘陵地に半地下の建物が埋まっています。
左手の丘陵地は遊歩道が設けられて童話にちなむモニュメントが置かれてます。この丘はこんぎつねのはじめにでてくる「中山のお城」の場所とされています。
写真に写っているのは「手袋を買いに」のキツネの親子。
 

  これは散策路に置かれたキツネの親子
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