11月になりました。今月もピンぼけブログ館をよろしくお願いします(^^♪ | ||
10月30日に、ちゅう源氏と巡る 源氏物語京都スタンプラリーを回ってきました。たまたま前日の土曜に市バスに乗ったら写真のポスターが貼ってあったので気がつきました(^^♪ 府立嵯峨野高校で「京・平安文化論」を勉強されてるみなさんが企画され、京都在住のイラストレーターながたみどりさんの絵本にでてくるキャラクター「ちゅう源氏」の案内で源氏物語ゆかりの寺社を巡っていきます。 |
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最初は、盧山寺へ。ここは紫式部の生家であり結婚生活も送った場所の跡とさせています。白砂に桔梗が美しい源氏の庭を見ることができます。 | ||
紫式部と娘の大弐三位の歌碑があります。ともに百人一首にとられた有名な和歌ですね(^^) めぐりあひて見しやそれともわかぬまに 雲隠れにし夜半の月かな(紫式部)新古今集 雑上・1499 有馬山いなのささ原風吹けば いでそよ人を忘れやはする(大弐三位)後拾遺集 恋二・709 |
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寺町通を隔てて向かいの、梨木神社に寄ります。お彼岸の萩まつり以来ですが、境内のカエデがほんのり色ついています。 | ||
短冊の文字が消えかかり、花のいろも薄くなって移ろいを感じますね(^.^) | ||
続いて下鴨神社へ。ちょうどバザーをやっていて糺の森は大賑わい(^^)/ 「糺の森の紅葉は、京都で一番遅く色付く」と言われるように、楓はまだ青々してます(^-^; |
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加茂祭(葵祭)の見物での、葵の上と六条御息所との牛車を止める場所をめぐる「車争い」は物語中の有名なエピソードのひとつとして、昔から絵巻などに描かれてきました。 | ||
賀茂川を渡って、鞍馬口通を雲林院に向かいます。 | ||
雲林院の近くの、北大路堀川下ルの工場の敷地に挟まれたようなところに、紫式部の墓があります。 植えてあるムラサキシキブも紫の実をつけてます。 |
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説明文によれば、「紫式部の墓は、雲林院の東にある」とさせているそうです。隣には小野篁の墓もあります。なぜ二人の墓が同じ場所のあるのか気になりますね(^-^) | ||
雲林院につきました。源氏物語の「賢木」の巻に、光源氏が逢ってくれない藤壺の態度が辛くて気晴らししようと、この寺に参る話がでてきます。 「もみじがだんだんと色ついて、秋の野がとても美しい」という描写があるので、季節はまさに今時分のようですね。 |
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お庭の楓の樹はまだ青々してましたが、椿が一輪・二輪と咲き始めてました。 * |
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