ピンぼけブログ館II

京都人のおじさんです。仕事場は大阪船場。近所をブラブラ歩きながら、写真を撮ったり、お寺や神社に参ったり、ギャラリーをのぞいたりしてます。余り飛び回れなくなりましたが、鉄ちゃんでもあります。 よろしくお願いします。地元の叡山電車の写真をメインとした鉄道の話、京都・大阪とその近郊のお散歩やギャラリー巡りの感想、ちょっと遠出できたときの旅行記、などなど、なんでもありの雑文などをぐだくだと.... (by なかっちょ from Kyoto)

創作人形展 -人形の矜持- at 阪急うめだ本店

  3月7日は、会社帰りに阪急うめだ本店のアートギャラリーへ  

  クラフトアート創作人形展―人形の矜持― が開催中です。
選抜展で、招待・公募あわせて30数名が出展されてます。
 

  人形の展示などはおじさん世代には入りにくいところですが、百貨店のイベントフロアに隣接したオープンな会場で、意外に男性の観客も多いです。  

  呼んでくださた、九重十日さんの「祈りの子」
展示のメインビジュアルにも選ばれてます。気品のある姿に感動しますね。
 

  九重十日「カラスの聖歌隊(黒)・(白)」
あどけない顔がすてきです。
 

  阿野リリコさん「KuKUBeA(くくべあ)ちゃんと小さなお部屋 -blue 」(上)と-green- (下)  

  靴に磁石が付いていて、鉄板の床で自立させられるそうです。  

虹子さん (左から)「トキメキ ノ リュウ」「トキメキ ノ ヌシ」「トキメキ ノ モリ」

奇怪な姿の三人組です。そんなに大きなサイズではありませんが、精巧に作られています。

 

  IWACOさん「onigira zu・B」と「C」

陶芸+artdollで『陶doll』というのだそう。この子は手に取ってみましたが、ゴツゴツしてて(^.^) 変わった触感です。
 

  遊里道ノブコさん「あなたへ」(手前)他4体
手のひらに乗せて遊べるような、小さな子供たち。下のメッセージにもあるように、最近は環境に考慮した創作活動をされる方も多くなってきました。

*
 

  関水たまこさん「路地裏HOPE」

『希望というテーマに沿って、ネズミを食べたことにより、飢えから逃れ、生きる希望を見出すカラス。そして、食されたけれど、そこから這い出て、生きる希望を見出したネズミ。それぞれの希望により、それぞれの希望を打ち砕いている、風刺的なコンセプト。』

一見しただけでは主題が分かりませんでした(^^;
*
 
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大阪城公園桃園 2024

  大阪城公園桃園の早咲きのハナモモが見頃になってきました。  

  3月上旬から咲き出してますが、寒い日が続いてなかなか満開になりません(^.^)  

  白い花と  

  紅い花があります。  

  桃色は華やか  

  白は清楚  

  ユキヤナギも見頃になってきました。
こちらも、やや赤みがかった花と真っ白の花があります。
*
 
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ヤマカワユウジ個展 & SaBo・Rim グループ展 at アトリエ三月

  3月2日の大阪のギャラリー巡りの3か所目は、南森町のアトリエ三月へ。  

  ヤマカワユウジさんの個展とSobo・Rimさんのグループ展をやってます。  

  ヤマカワユウジさんの展示は、ポップですねぇ(^^)/
そして何か懐かしい。60年代のアメリカナイズされたカルチャーがどんどん日本に流れ込んで来たころの感覚です。

さすがに管理人も幼児から小学生のころですから直接カルチャーショックを受けたわけではありませんが、テレビやお兄さんの読む雑誌なんかで知らずしらずの影響があったんでしょうね(^.^)
 

  ドクロ、ガン、ナイフ、ドラッグetc....
危なかったり、「死」を連想したりするアイテムであふれてます。
 

  これなんかは、コラージュ風というより、ただ並べただけ(失礼)。
でも、意外にまとまるんですね(*^^)v
 

  2階のグループ展も明るいです。
soboさんの展示は、かわいいキャラが並んでますね。
 

  "Card Game"
どうやって遊ぶのでしょう。
 

  "Party"
お化け? 苗の妖精? 楽しそうですね。
 

  Rimさんの展示は、ややシンボライズされたキャラが特徴。  

  こちらもドクロらしきアイテムがでてきます(^.^)
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若林いぶき個展「姿やさしく色うつくしく」at アイギャラリー

  3月2日の大阪のギャラリー巡りの2か所目は、南船場のアイギャラリーへ。  

  若林いぶき個展「すがたやさしく色うつくしく」をやってます。
ここは会社から近いので、展示予定を見て、気になるイベントがあるとのぞいてます(^.^)
 

  「教えの庭」
なかなかシュールな(笑) 絵がならんでます。
時節柄、卒業式の定番曲の着想と思いますが、なぜ教室をペリカンが飛び回っているのでしょう(;^ω^)
 

  「夕焼け色の夢心地」
西洋の風景画の定番構図(笑) のようなテーマに、巨大な鯉(ソウギョ?)のような魚が宙を舞ってます(@_@;)
良くみると、バックの草原も亜熱帯植物のよう???
 

  「四角い心臓」
香港か上海の風景かと思いましたが、神戸の中華街で写生したとのこと。
ビルや看板が四角で、提灯が心臓なのかな?
 

  具象画ももちろんたくさん並べてました。
海遊館でスケッチしてきたとのこと。
 

  作家さんのことは何も知らずに入ったのですが、
でも、構成も筆致も色使いもたしかです。グッと引き込まれます(^-^)

作家さんが居られたので、お話させてもらいました。
"ai gallery 学生アートコンペ 2023 最優秀賞記念個展" で、
『生き物と現実世界との関わりを、自分の世界観に還元し独自に表現しました。写真を見たそのままキャンバスに写すのではなく、自分がモチーフから感じた雰囲気をオリジナルの色彩とタッチで描くことを目指して制作しています。』
がコンセプトとのこと。

コンペで一等を取るだけでもすごいなぁ(*^^)v と思って、図録を見せてもらうと、
 

 

この作品で、大阪芸大の卒展で、なんと「学長賞」を取られてます(^^)/
「サイズが大きすぎて、展示できないのが残念」と言われていました。

流石にひと目見た時に「上手なぁ(^^)/」って思ったはずや。
今後のご活躍を期待します(*^^)v
*

 
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二人展「浮宙(ふゆう)展」 at ギャラリーそら

  3月2日は淀水路の河津桜に続いて、大阪のギャラリー巡り  

  1月半ばから長い冬休み(笑) に入っていたギャラリーそらさんが、春から再開されたので顔をだします。
タケモリチエコさんとkazeasobiさんの二人展「浮宙(ふゆう)展」と「ヨシカワノリコ展」がはじまってます。
 

  タケモリチエコさんは、『身体を繋ぎ止める柵から解き放たれて帰る場所を忘れる』がコンセプト。

春の大三角アルクトゥールス・スピカ・デネボラ〜」
50号の大作です。右上の星座と左上の雨雲に引き寄せられるように、体を曲げながらプカプカ(^.^)

三角ばかりの中に、三日月の曲線とビル群の直線がアクセントですね(^^)
 

  「惑星着陸」(上)「軌道を外れて、たどり着いたところは…」とキャプションがついてます。
「星まつり」(下)「大切な人を思いながら、星を集めるお祭り」だそうです。こちらも"〇△▢" ですね(^.^)
 

  「smartな家2」
旧作ですが、シュールな絵ですねえ。空を泳ぐ魚や鳥(ハト?)は、この作家さんが好んで描かれるアイテムです。

むかし見たルネ・マグリットの絵を思い出します(^.^)
 

  タケモリチエコさんは、ワイヤーアート。
針金がむき出しのと、英字新聞でコラージュ風に包んだのがあります。

『ふわっと、心が解き放たれるような展示になれば嬉しいです。』とのコメントに合わせて、温風器の風にユラリ・ゆらり(*^_^*)
 

  雨雲と黒雲がありました。  

  気持ちよさそうに泳いでいます(^^♪
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