ピンぼけブログ館II

京都人のおじさんです。仕事場は大阪船場。近所をブラブラ歩きながら、写真を撮ったり、お寺や神社に参ったり、ギャラリーをのぞいたりしてます。余り飛び回れなくなりましたが、鉄ちゃんでもあります。 よろしくお願いします。地元の叡山電車の写真をメインとした鉄道の話、京都・大阪とその近郊のお散歩やギャラリー巡りの感想、ちょっと遠出できたときの旅行記、などなど、なんでもありの雑文などをぐだくだと.... (by なかっちょ from Kyoto)

生誕270年「長沢芦雪」展 at 中之島美術館

  10月17日は、中之島美術館で生誕270年記念「長沢芦雪」展をみてきました。  

  長沢芦雪円山応挙の高弟で、江戸時代中期の京都で活躍した絵師です。伊藤若冲曾我蕭白とならんで、奇想の画家と称させることが多いですね(^.^)

展示は4章にわかれて、① 応挙に学ぶ修行時代
② 師の名代で南紀に赴き、襖絵など大画面を描きます。
③ 京へ戻って、いよいよ一本立ちして自由に絵筆を振るいます\(^o^)/ 
この頃の活躍をさして「奇想の画家」と呼ばれるのでしょうか。
④ 同時代の作家でともに奇想の画家と呼ばれる、若冲蕭白の作品が並びます。
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  芦雪は、京都を中心に活躍したので、割と作品をみる機会が多く、個人的にはそんなに「奇想」とも思いませんが(^^;

まあ、当時も今も、伝統的というか因習的(笑) というか一般のひとが見て解りやすい具象作品以外を、前衛的とか抽象的とか呼ぶんでしょうね。

アートは、多少はぶっ飛んでるくらいが、面白いんですけどね(^_-)-☆

もちろん変わった絵だけでなく、伝統的な画題も卓越した筆致で描いており、当時の顧客を満足させたことでしょう。
 

  後期は12月3日まで
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