ピンぼけブログ館II

京都人のおじさんです。仕事場は大阪船場。近所をブラブラ歩きながら、写真を撮ったり、お寺や神社に参ったり、ギャラリーをのぞいたりしてます。余り飛び回れなくなりましたが、鉄ちゃんでもあります。 よろしくお願いします。地元の叡山電車の写真をメインとした鉄道の話、京都・大阪とその近郊のお散歩やギャラリー巡りの感想、ちょっと遠出できたときの旅行記、などなど、なんでもありの雑文などをぐだくだと.... (by なかっちょ from Kyoto)

國久真有個展 PLATEAU at クリエイティブセンター大阪

  2月24日は、大阪のギャラリー巡り
はじめて「アートの聖地(^^)」北加賀屋に行ってきました。
 

  クリエイティブセンター大阪では、『國久真有個展 PLATEAU –儚さと無我を愛する 、ぐるぐる –』をやってます。  

  会場は、元名村造船大阪工場跡。防波堤に描かれたイラストがなければ、ここがギャラリーとはわかりません(^^;  

  PLATEAU (プラトー) は英語で高原とか台地とかいう意味ですが、「(作家の)感情の高まり」といった意味で捉えるとわかりやすいのでしょうか。

『身体をコンパスのように、腕のストロークと遠心力を利用して描く「具体美術」の継承者』と紹介があります。
"具体美術(協会)" とは、戦後1950年代半ばから始まった現代(前衛)美術の流れのひとつです。
 

  会場は、1階から4階まで4つの部屋に分かれています。
1階の展示のコンセプトです。
 

  2階まで吹き抜けのだだっ広い空間に、作品が建て掛けてあります。
手前にベンチがひとつ。「ここから見てね(^^)」という意味でしょうか。
 

  「静かにみてね」と書いてあるのに、飛び跳ねているグループがいました(^^;  

  2階は、作家の創作活動の共感された方の作品が集めてあります。  

  管理人は、國弘さんの作品をはじめてみるので(^.^) どこが似ていて、何処が違うのか指摘できませんが(^^;  

  他の3会場を回ってから、もう一度見直した方が良かったかなぁ(;^ω^)  

  3階は、制作現場であり、公演会場でもあります。  

  今回のライブ制作作品。
途轍もなく長い\(^o^)/ 観賞用に脚立が置いてありました(笑)
 

  残念ながら制作されているところは見れませんでしたが(^_^)絵の具缶が並んで、臨場感がありました。  

  作品のアップ
一部を切り取るのは、作家さんの意図に反するかもしれませんが、ディテールを確認できます。
 

  作家(左)と山本淳夫(横尾忠則現代美術館 館長補佐兼学芸課長)の対談を聞きました。

これも管理人に基礎知識が無かったので(^.^) あまり理解できなかった(^^;
 

  4階は、工場跡という空間を生かした展示です。  

  橋を掛けたり、ビルを建てたり、船を造ったりするため、鉄板・鉄骨を加工する図面を書きます。原寸図は長大な部材そのままの寸法の図面を書くための部屋です。
そのためバカでかいスペースになります。
 

  普通の体育館の3倍から5倍くらいの広さでしょうか(@_@;)  

  普通のギャラリーではまず展示は無理ですね(;^ω^  

  圧倒されます......  

  住之江区は感覚的に京都から遠いけど、行って良かったです
\(^o^)/
 

  窓からはドックが見下ろせます。
なぜか2階建てバスが止まってました(^^;
*
 
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