10月24日は、八尾市恩智地区にある茶吉庵に幸前育子さんの個展「まぶたのうら」を見に行ってきました。 | ||
会場の茶吉庵は、江戸時代に建てられた河内木綿問屋のお屋敷をリノベーションして、カフェ・ギャラリー・ステージ・展示・物販・教室・集会室などに使える小部屋に造り直した建物です。 | ||
玄関を入って、外をみたところ。 | ||
ギャラリーは座敷をそのまま使っていて、土間から靴を脱いで上がります。作家さんと、スタッフの方が迎えてくださいました。 タンスや仕切り屏風、机など和の調度をうまく使って展示されています。 |
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着物や帯は、中の間に置かれてます。 | ||
奥座敷には、ミニチュアの階段タンスに小品が載っています。 | ||
奥の床の間には掛け軸の作品がかかり、違い棚にも小品が何点か。 | ||
座敷の真ん中の文机には、展示のコンセプトをしたためた文が(^^) まぶたのうら 脳裏にぼんやりと 浮かんでは消え 浮かんでは消えする情景を 実際にみたかも定かでない 記憶の断片を 墨で描きとめてゆく 令和二年十月 幸前 育子 |
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展示を見せてもらってから、カフェコーナーで一服。 元は台所だったのでしょうか高い天井が印象的でした。 |
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オリジナルブレンドのコーヒーも美味しかったです(^^♪ 古民家ギャラリーは、京都にはたくさんあるので、最初に案内をもらったときは「八尾は遠いなぁ(^.^)」って感じで気乗りしなかったのですが、茶吉庵のHPを調べてみると、なかなか面白そうなところと分かり寄せてもらいました。 想像以上(失礼)に良いところでした、今回の墨絵の展示に非常にマッチしてます。普通なら会場の造作なんか気にしないですが、作品より会場の造りに目を奪われて、個展に来たのか、古民家を見に来たのか、って感じでした。 また機会があれば通いたいところが一つ増えました(^^♪ * |
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