ピンぼけブログ館II

京都人のおじさんです。仕事場は大阪船場。近所をブラブラ歩きながら、写真を撮ったり、お寺や神社に参ったり、ギャラリーをのぞいたりしてます。余り飛び回れなくなりましたが、鉄ちゃんでもあります。 よろしくお願いします。地元の叡山電車の写真をメインとした鉄道の話、京都・大阪とその近郊のお散歩やギャラリー巡りの感想、ちょっと遠出できたときの旅行記、などなど、なんでもありの雑文などをぐだくだと.... (by なかっちょ from Kyoto)

アトリエ和央展 in ギャラリーそら

  7月16日は、会社帰りにギャラリーそらに寄ってきました。  

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  コロナの影響で、長い事お休みされてましたが、「アトリエ和央展」で久しぶりに開廊です。  

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  絵画教室の子供たちの作品が、壁いっぱいに並べられています。通路を通って、奥のスペースにも貼られてます。  

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  どの絵も元気いっぱい、伸びのびと描かれてますね(^^♪  

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  大人になるにつれて、本人が意識しているか否かを問わず、理屈っぽい絵になったり、技巧に走ったりしがちですが、楽しく・すなおが一番(^^)

もちろん高校生・大学生となると、プロ顔負けの上手い絵を描く子もいます。
 

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  この大作を描いたのは、なんと中2の子だそうです(^^)/
将来が楽しみ
*
 
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【叡電】土砂崩れで市原~鞍馬間不通(その2)

  7月8日の未明、京都市内は山間部を中心に大雨に見舞われ、各地で土砂崩れの被害がでました。
叡山電車鞍馬線貴船口駅出町柳方で土砂崩れが起こり市原~鞍馬間が17日現在も不通になっています。
12日の不通区間の記録です。
 

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  ようやく晴れた12日の午後になって、不通区間の様子を見に行ってきました。  

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  市原駅の様子。(鞍馬方)下りの信号は生きており。車止めのようなものも設置してはありません。  

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  この日から京都バスによる振替輸送がはじまりました。
朝晩の二の瀬経由鞍馬行きの各停便と昼間の二ノ瀬トンネル経由の市原~貴船口ノンストップ直行便があります。
 

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  市原バスターミナルには多くのバスが待機しています。右から2台目が貴船口行きの直行バス。「[直行]貴船口」の幕を出してます。はじめて見ました(^^;
ちなみに電光掲示のバスも同様の表示でした。こちらはどんな文字や記号でも出せるけどね(^^)
 

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  発車した直後に「臨時」表示に変わりました。誤乗防止のためでしょうか?  

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  市原1号踏切を渡ります。梅雨時で線路は早くも赤錆が浮いてます。  

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  バスは、トンネルに吸い込まれていきます。
歩行者は通行禁止なので、旧道を二ノ瀬駅に回ります。
 

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  二ノ瀬駅(出町方)の様子。
信号は生きており、トイレも待合室も普通に使えました。
 

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  鞍馬方の様子。この駅は普段でも人影をほとんど見ないので(^^; だれもいなくても違和感なし。
しばらくすると電車の走ってくる音が聞こえてきそうな感じがします。
 

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  二の瀬バス停の臨時バスのお知らせ。なぜか上りと下りで大きさがちがう(笑)
それと現地で気が付いたんですけど、電車はカタカナの「ノ」、バスはひらがなの「の」ですね。地名は鞍馬二ノ瀬町のようですが、同じ系列の電車とバスなのに違うのはなぜ?
 

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  二ノ瀬トンネルを抜けて、新旧の鞍馬街道が再び合流して、もうすぐ貴船口駅というところの山が崩れました。  

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  木が茂って、線路の様子ははっきり見えませんが、赤線のあたりが線路の位置です。
路盤が完全に土砂と倒木に埋め尽くされています。
(叡山電車のHPに航空写真を含む現地の写真が載っています)
https://eizandensha.co.jp/
 

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  土砂崩れの余波で、鞍馬川対岸の道路の法面も一部陥没して、樹木が倒れています。幸い人や車の通行には支障はありません。

現地は鞍馬川の渓谷に沿って線路が敷かれており、重機や車両の搬入が難しいところです。復旧工事はなかなか大変そうな感じでした。
 

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  貴船口駅駅の様子。構内は立ち入り禁止でホームの様子はわかりません。七夕祭りのお星☆さま飾りがむなしく揺れてます。  

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  駅の真下を流れる鞍馬川の滝の様子。
ごうごうと音を立てて怖いくらいでした。
 

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  貴船口駐車場の様子。貴船口駅建替え時と同じように、ここが臨時のバスターミナルになってます。  

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  貴船口から鞍馬間の鞍馬川の流れ。  

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  十王堂橋付近。
ここは一昨年の台風21号でも大きな影響を受けたところですが、その片付けも終わらないうちにまた大雨にやられました。
他にも鞍馬地区にはこんなところがたくさんあります。
 

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  鞍馬駅につきました。駅の待合室は施錠され人影はありません。トイレは使えました。
駅前の駐車場は、バスの待機所になってます。バスも鞍馬以遠の花背線が不通になっています。
 

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  ここでも悠久の風の風鈴が、だれも聞く人がいないのにチリンチリンと鳴って、不気味でした(T_T)  

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  鞍馬寺は、通常通り拝観できるようです。ただし参拝時間は短縮されてます。
門前の土産物店や食堂も半分以上が閉店してました。
 

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  帰りの電車で、運用変更で「ひえい」が市原行きになっているのを見つけて、精華大駅で途中下車して出迎えました(^^)
関係者の方には申し訳ないですが(^^; ダイヤが乱れると思わぬ変わった運行が見られてGood(^^)/ 
*
 
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【叡電】土砂崩れで市原~鞍馬間不通(その1)

  7月8日の未明、京都市内は山間部を中心に大雨に見舞われ、各地で土砂崩れの被害がでました。
叡山電車鞍馬線貴船口駅出町柳方で土砂崩れが起こり市原~鞍馬間が16日現在も不通になっています。
大雨の当日と翌日の記録です。
 

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  当日の夜の出町柳駅掲示  

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  鞍馬線の行き先は、市原ばかりになっています。  

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  翌9日朝の修学院駅掲示。イベントも中止です。
やっとコロナ自粛が終わって観光客も戻り始めたところだけに痛いですね(>_<)
 

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  風鈴電車と七夕伝車のすれ違い (修学院駅  

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  ちなみに8日朝6:30頃の出町三角州(高野川左岸)の様子です。遊歩道スレスレまで水がきています。  

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  水の引いた11日の出町三角州の賀茂川右岸。どこから流れてきたのか、デッカイ木の根っこが流れ着いています。

次回は、12日の不通区間の記録です。
 
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井上絵美子 – 漆 – 展 in ギャラリー恵風

  ギャラリー恵風の2階では、井上絵美子さんの-漆-展をやってます。  

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  井上絵美子さんは、京都では有名な漆工芸家のおひとりで、地下鉄烏丸線五条駅ちかくて、漆工芸の教室を開かれています。京都市立芸大の講師もされていて、1階で展示されてた、黒沢理菜さんも大学時代の教え子のひとりだそうです。  

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  会場に入ってまず目に入るのが、雲のようなお鏡餅(笑)のような面白い造形の作品が二体。  

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  中へ入って、視線を転ずるとこんどは黒い作品。
赤(朱)と黒は、漆細工の基本色ですね。
 

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  雲のような作品は、「朝日を浴びて」と題されています。
会場でも効果的にライトアップされて、つややかな漆独特の地肌をみせています。触りたくなるような(^^; ツヤツヤのお肌ですね。

奥には、金色に輝く作品がひっそりと置かれていました。
 

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  反対側の奥の壁には、飾り板が。明り取りの窓とバランスが絶妙(^.^)

ベテランの技巧と若い方の斬新さを両方見れた、漆展でした。
*
 
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黒沢理菜個展「みず色の隙間」in ギャラリー恵風

  7月11日は、ギャラリー恵風に黒沢理菜さんの個展「みず色の隙間」を見に行ってきました。  

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  京都での1年ぶりの個展です。
午後から雨が止んだこともあり、途切れなくお客さんがあって中々盛況でしたね。
 

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  新旧あわせて、10数点の作品が並んでいました。  

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  一番、目につくのが、球体関節人形の「菜津子」さん。
作家さんのお好み(笑)の、"セーラーパンツ(^^)"に唐草模様。

眼は、夜光貝が使われており、見る角度や光の当たり方によって色が変わります。後ろに控える「月子」さん姉妹との対比も面白いです。

でも、この意匠をはじめてみた時は「学生のお遊びか(^^;」って、思ってましたけど、自分の個性に仕上げられましたね。
 

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  こちらは、猫?の目をデザインした弁当箱。DMの絵柄になってます。個人的には、これが一番気に入りました。  

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  「小箱 (見様見真似漆皮)」
作家さんのお気に入りの作品だそうです。「試作品」とのことですが、この個展を通して色々と情報や人脈をつかまれたそう。
今後の発展を期待しております。
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