連休最終日の9月22日は、SUNABAギャラリーへ。 | ||
寺西希実子さんの個展 「han hen hon」を見ます。 タイトルは、作家さんの説明によれば、 『スウェーデン語で「han」は彼、「hon」は彼女、そして「hen」はそのいずれでもない、ジェンダー的にニュートラルな三人称代名詞』なのだそうです。そして作品は、 『自分の身体にレンズを向け、新しい形を発見し、切り取り、 つなぎ合わせて再構成するのです。その行為の繰り返し』て、造られた写真を印画紙に焼き付けてあります。 |
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まず、会場に入ってすぐに展示してあるのが、「包み込むのに充分だ」です。 現物はもっとはっきりしていてピンクのラインが鮮やかですが、なぜか写真に撮るとぼやけてしまいます(^^; |
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続いて、左から「Self portrait No.1」から「Self portrait No.12」まで並んでいます。 | ||
[自写像] と、いわれても人間の姿かたちはまったく無く、幾何学模様のような、抽象画のような、あるいはペン画といわれてもおかしくないし、顕微鏡で覗いたミクロの世界(^^)のようにも見えますね。 作家さんにお聞きすると、「簡単にいうと、体の一部を接写して、それをパソコンに取り込んで、画像ソフトで加工したもの」のようです。 詳しい技法は、企業秘密(^^; かな。 |
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「ポートレート写真は、少なくとも人間の体の形がわかるのが当たり前」と、思ってましたが、かなり衝撃(笑)を受けました。 先々週は、「ピンボケや露出不良でも、自分の感性に合うなら作品になる」という作家さんの写真展をみて「へぇーー」って、思いましたが、写真の概念も広がりましたねぇ(^.^) * |
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