今年も靭公園で恒例の屋外彫刻展「第53回 花と彫刻展」が開かれています。 | ||
秋晴れの公園に31点の作品が点在しています。 すべてを紹介するには数が多すぎるので(^^; 気になった10点を紹介します。 |
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荒川和男さん「風夢流流」 バラ園の築山の上に、滝を見下ろして立っています。スケールの大きさに感動。漢語のネーミングもイイですね(^^) |
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ヒロ忠之さん「みたらし」 球体を接続したようなユニークな形態ですが、みたらし団子から想を得ているのでしょうか(^_^) |
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峯山聡さん「空に向かって 2022」 2022年版の連作なのでしょうか。最初はアボカドとサヤエンドウ(笑) の断面にみえましたが、よく見るとひな鳥と巣のようですね。 |
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吉岡幸也さん「SDGs をぶっ飛ばせ」 形よりネーミングに目が行きました(^.^) ブームに流されるのではなく、立ち止まってじっくりと考える時期ですね。 |
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堀信二さん「TOWER 124」 リアルな足と手だけで表現される人体。 数字は制作番号かもしれませんが、タワーというには背が低い(失礼) ような気がしますが。 |
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金井良輔さん "Alea Iacta Est " (賽は投げられた) シーザーの有名なひと言です。投げた人(カエサル?)と軌跡がシンボライズされてるのに、サイコロが妙にリアルなのが面白いです(^.^) |
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生田謙一郎さん「時刻(トキ)へのオマージュ」 一番感動した作品です。一般的に木や石や金属といった不変な素材で作られることの多い彫刻ですが、本体はススキの束ですね。わずか1か月足らずの会期中にも枯れて朽ちはてそうな作品に[トキ] を感じます。 |
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中西保裕さん「バラード」 [草]と対照的に金属と石材の組合せ。バラードというには固すぎるかな(笑) |
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浜元吉市さん「子守唄」(被災者への鎮魂碑) 最初は、このザクロの実のような、ユニークな形状にだけひかれて見てたのですが、副題をみてウッとなりました。 |
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地域、家族、自分自身の生活や共同体が引き破られて、内面が剥き出しになったことを象徴しているのでしょうか。 | ||
加藤勝久さんの「天狗」 首から下はオーソドックスな裸体像(^.^) ですが、真上を向いた顔に天狗のお面をかぶっています。 |
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上下のアンバランスに笑ってしまいました(^_^) * |
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11月6日迄やってますので、散歩がてら見に行かれてください。 * |
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読んでいただいてありがとう! | ||
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