ピンぼけブログ館II

京都人のおじさんです。仕事場は大阪船場。近所をブラブラ歩きながら、写真を撮ったり、お寺や神社に参ったり、ギャラリーをのぞいたりしてます。余り飛び回れなくなりましたが、鉄ちゃんでもあります。 よろしくお願いします。地元の叡山電車の写真をメインとした鉄道の話、京都・大阪とその近郊のお散歩やギャラリー巡りの感想、ちょっと遠出できたときの旅行記、などなど、なんでもありの雑文などをぐだくだと.... (by なかっちょ from Kyoto)

三井寺に初詣

  1月3日は大津まで足を延ばして、ウサギの神社、三尾神社に初詣に行ってきました。
続いて三井寺に参ります。すぐ近く、というより三尾神社が三井寺の鎮守社として境内の一角にある感じですが(^^)
 

  天台宗寺門派総本山の園城寺は、やはり格がちがいますね。

でも大津の初詣は近江神宮や建部大社の方が人気(笑)のようで、空いてます。
 

  近江八景のひとつ「三井の晩鐘」  

  「一突き800円」とのことでしたが、誰も鳴らしていないので、やめときました(*^▽^*)  

  国宝の金堂(本堂)。豊臣秀吉夫人のねねの寄進だそうです。本尊は弥勒菩薩さま、他に多数の仏像が安置されています。卯年の守り本尊「文殊菩薩」も特別公開されてました。  

  金堂の西にある閼伽井屋。
天智天皇天武天皇持統天皇の三帝が産湯に用いた」との伝承があり、ここから「御井寺・三井寺」と呼ばれるようになったそうです。
軒に左甚五郎作と伝える龍の彫り物があります。

いまでも、ボコッボコッと水の湧き出る音がします。
 

  弁慶の引摺鐘。
昔、延暦寺三井寺が争ったとき、弁慶が戦利品としてこの鐘を比叡山に引き摺って鳴らしたところ、鐘が「三井寺に帰りたい」と鳴ったため、怒って谷底に投げ込んだと伝わります。鐘の擦り傷や割れは、その時に出来たのだとか(^^♪
有名なお話ですね。
 

  隣には、「弁慶の汁鍋」もあります。
弁慶が鐘を奪っていったときに、残していったのだとか。昔は、僧兵たちがこんな大鍋で汁や飯を作って戦に備えていたのでしょうか。
鍋底には、お賽銭が投げ込んであります(^^♪
 

  三重塔。
もともと三井寺に建てられたものではなく、奈良の比蘇寺にあった塔を移築したそうです。
 

  唐院灌頂堂。
この一角は、宗祖智証大師円珍の御廟所とされ、三井寺内で最も神聖な場所とされています。 
 

  唐院の参道
木々が葉を落として、よけい威厳を感じされますね。
 

  唐院から坂を上り、階段を上がって観音堂まできました。西国巡礼十四番札所です。  

  びわ湖から吹き上げてくる風が冷たかった(^.^)  

  南院へ下りる急な階段を下ると、長良神社前にでます。  

  境内に馬神神社がありました。3年先の馬(午)年には人気が出るかも(^_-)-☆  

  丸屋町商店街にかざられた、大津絵や大津祭の張り子。
たくさんありますが、気の付いたのを紹介。
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大津のうさぎ神社 三尾神社に初詣

  1月3日は、大津まで足を延ばして、大津のうさぎ神社、三尾神社に初詣に行ってきました。  

  去年の秋に三井寺にお参りしたときにたまたま参らせてもらって、「お正月にまた来ます(^^)/」と神様にお声かけしておりました。  

  立派な神門です。  

  さほど広くない境内を、大勢の参拝者がお参りと拝受品を求めて並んでいます。約30分待ちでした。
それでも岡崎神社(最高で1時間以上待ちとか)よりは空いてます(^_-)-☆
 

  摂社の日御前神社。ご紋は瓜で変わってますね。

調べると、天武天皇の長子の大津皇子の第三の姫宮である瓜生姫の創建と伝えられ、神霊石が朝瓜形をしているため、7月の朝瓜祭では、朝瓜を半紙に巻き、子どもの名前などを書いて神前に供えするのだそうです。
 

  本殿前の狛うさき。リアルな造形で可愛さよりも厳かな感じがじますね。  

  *  

  拝殿内  

  回廊の軒丸瓦もウサギの意匠です。これは張り紙があって気が付きましたが、言われないとわからない(^^;  

  参拝を終えて、手水舎の波うさぎを写して退出です。

続いて、三井寺に参ります。
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新春の叡電ネタです(^^)

  初詣の記事の途中ですが、叡電ネタを一回はさみます。  

  813+814の編成に「初詣」HMがつきました。ホームページではなく駅ポスターで告知があったのを見逃して(^^; たまたま見かけて戻り待ちして撮影しました。  

  うさぎを描いたデザインです。地紋はうさ耳とえいでんの文字  

  出町柳駅のイルミネーションもお正月モードに。  

  12月10日にリニューアル運行開始した712号にやっと乗れました(^^;  

  川島織物セルコンと木村染匠の座席仕切りが採用されています。  

  [車内の説明文]より
この車両の座席仕切りには、川島織物セルコンのインテリア ファブリックと、 木村染匠の京 友禅硝子の技術を融合した座席 仕切りを採用しています。 車両テーマ 「人と森が調和する 沿線の景色」に、彩りを添える 桜やツツジ、蝶のデザインが座 席の杉の景色ともマッチし、リラックスできる空間を演出します。

川島織物セルコン
創業1843年、約180年の歴史をもつ 西陣織メーカー。
伝統技術と先端技術を併せ持ち、帯・緞帳・ 祭礼幕などの伝統的な織物から、カーテン・ カーペットインテリア小物までをトー タルに手掛ける。
今回採用のファブリック 「Sumiko Honda」 は、トップデザイナー 本田純子がデザイン・ 設計プロデュースする、四季の移ろいを 表現したこだわりのシリーズ。

木村染匠
1946年創業。 これまで先人から脈々と 受け継がれてきた文様文化や染色技法を継 承しながらも、時代に応じた感性を取り入 れ、伝統的な手描京友禅のキモノ作りを手 掛ける。 「着るキモノから、観るキモノへ。」 をコンセプトのもと、世界に誇れる素晴ら しい京友禅を硝子に封入した「京友禅硝子」 を開発。日本の伝統美を活かした空間演出 により、おもてなしの心を表現するインテリア として展開。
 

  座席のモケットは、北山杉をイメージしたようなデザインになってます。
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京の初詣散歩2023 田中神社・赤の宮神社

  2023年のお正月は、たまに時雨れる時もありましたが、あまり寒くもなくゆっくりと過ごせました。
3が日の初詣散歩を順にUpしていきます。
 

  2日は哲学の道から吉田山散歩コースで、地区の氏神様に手を合わせてきました。
吉田神社を後に、正月休みでガラーンとした京大の構内を抜けて、田中神社へ。
 

  境内にクジャクさんが飼われています。いつ見ても羽をたたんでますが、一度広げたところを写してみたい(^-^;  

  鎌倉時代の創建と伝わり、現在の社殿は江戸時代の建物のよう。  

  うさぎの絵馬はたくさん見ましたが、ここのが一番リアルですね(^.^)  

  最後は、赤の宮神社へ。正式には、賀茂波爾神社(かもはにじんじゃ)といい、下鴨神社の境外摂社、高野地区の氏神様です。旧大原街道に接して境内が広がります。  

  「波爾井清水」と呼ばれる名水が湧きます。遠くからポリタンク持参で汲みに来る人も多いです。我が家でも夏はこの名水で冷し麦茶を作って暑気払いします(^^;  

  さりげなく、皇紀二千六百年とかの額があるのがスゴイですね(笑)
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京の初詣散歩2023 大豊神社・吉田神社

  2023年のお正月は、たまに時雨れる時もありましたが、あまり寒くもなくゆっくりと過ごせました。
3が日の初詣散歩を順にUpしていきます。
 

  2日は哲学の道から吉田山散歩コースで、地区の氏神様に手を合わせてきました。
銀閣寺参道の疏水遊歩道のもう咲きそうな蝋梅と千両。
 

  遊歩道を歩いて、大豊神社へ。鹿ケ谷地区の氏神様。  

  狛ネズミのお宮さまは、3年前の子年の初詣は大騒動(笑) でしたが、いまは地域の方や銀閣寺から南禅寺に向かう観光客が立ち寄るだけで静かです。  

  続いて、今年の主役(^^♪ うさぎの岡崎神社に寄りましたが、参道からバス通りに溢れて次のバス停まで500mくらい行列が続いてテレビニュースになるくらい(^_-)-☆
1時間以上待ち(@_@) とのことで、ここはパス(^^♪
落ち着いてからゆっくり参らせてもらいます。
 

  吉田山を回りこんで、吉田神社摂社の山蔭神社へ。料理飲食の祖神とされる藤原山蔭卿を祀ります。
5月8日の例祭には、京料理をはじめ和洋中華の料理人がたくさんお参りに来られます。
 

  お料理の次は、お菓子の神様(^^♪ 田道間守命と林浄因を祀る菓祖神社。  

  田道間守命は、垂仁天皇の命により「非時香菓」(タチバナー古代は果物がお菓子だったんですね)を求めに常世の国に派遣されます。しかし大和に帰還したときはすでに天皇は亡くなられており、お墓に橘を供えて、殉死したと伝わります。境内にもタチバナの樹が植えてあり、オレンジ色の実がなってました。
林浄因は、南北朝時代に日本にやってきた中国の人で、奈良で初めて饅頭を作ったと伝わります。近鉄奈良駅近くの林神社では、4月19日に饅頭祭りが行われるそうです(^^)
ここでも、節分にはお菓子の振る舞いがあって楽しみにしているのですが、コロナ禍で3年ほど中止(>_<)、 今年は復活して欲しいです(^^)/
 

 

  吉田神社の本殿。このお宮様は初詣より節分祭で有名です。今年は2月3日(金)が節分なので、またブログで紹介したいです。  

  吉田神社は、奈良の春日大社の神様を平安京にお迎えしたのが始まりなので、境内には神鹿の像があります。
鹿さんも寒いのかマフラー巻いてもらってますね(^.^)
 

  コロナで節分の行事も中止になったり縮小されたりしてますが、今年は例年通りに鬼やらいや豆まきをやって欲しいな(^^)
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