ピンぼけブログ館II

京都人のおじさんです。仕事場は大阪船場。近所をブラブラ歩きながら、写真を撮ったり、お寺や神社に参ったり、ギャラリーをのぞいたりしてます。余り飛び回れなくなりましたが、鉄ちゃんでもあります。 よろしくお願いします。地元の叡山電車の写真をメインとした鉄道の話、京都・大阪とその近郊のお散歩やギャラリー巡りの感想、ちょっと遠出できたときの旅行記、などなど、なんでもありの雑文などをぐだくだと.... (by なかっちょ from Kyoto)

醍醐の桜 2024

  3月31日は、小野の隨心院にはねず踊りを見にいきました。踊りが終わったあとは、近くの醍醐寺に回ります。  

  さすがに大勢の花見客です(^^)  



  総門から仁王門にかけて、桜馬場は右を見ても左を見ても、前を見ても後ろを振り返っても桜・サクラ・さくら(^^)

花見シーズンに醍醐寺にお参りするのは、おそらく昭和の終わりか平成の初めごろ以来かも(^^;
 
  「太閤花見」のうわさは聞いてましたが、これほどスゴイ!! とは  
  仁王さま(向かって右の阿形)  

  しだれ桜の一枝  

  源平咲きではありませんが、紅白の花が並べて植えてありました。  

  普段は入れないバックヤードも駐車場として開放されてて、観光寺院とはちがう、ひなびた山寺の風情もあじわえました(^^)  

  桜の量に圧倒された、醍醐寺でした(^.^)
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小野の隨心院のはねず踊り

  3月31日は、小野の隨心院にはねず踊りを見にいってきました。  

  前から見てみたかったのですが、年に1回、3月の最終日曜日しか演じられないのではじめての見物です。  

  お寺に着くと、賑やかなお囃子や掛け声が聞こえてきます。
京都芸術大学の京都瓜生山舞子連中による石見神楽「スサノオヤマタノオロチ退治」です。
 

  すでに座席はいっぱいで立ち見でしたが、スサノオが太刀を振りかざして大蛇を追い詰める所作や逆にオロチがスサノオをトグロの中に巻きこんで、苦しめる様子など、大いに楽しめました。  

  つづいてはねず踊りがはじまります。客席は入替があって割と前の方に座れました(^^)

小学校4~6年の女の子が、小野小町深草の少将役にわかれて、百夜通い(ももよがよい)のわらべ歌に合わせて踊ります。
はねず(朱華)とは黄色がかったうす紅色のことで、小野梅園に咲く花の色であり、女の子の衣装の色合いです。
 

  ゆったりはんなりした、いかにも春にふさわしい優雅な踊りでした。  

  最後は、今様が踊られます。
平安時代の末期、源平の合戦の時代の白拍子の舞を見ているようです。
 

  かなり激しい所作もあって、面白かったです。  

  境内の桜もチラホラ咲き  

  梅園では、梅と桜のコラボもみれました。  

 

  襖絵『極彩色梅匂小町絵図』のまえで、女の子が記念撮影(^^)

※ つぎは醍醐寺に移動します
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グループ展「宇治の彩り日和3」at 宇治日和

  3月30日は、花見散歩を兼ねて宇治のギャラリーに足を運びました。  

  宇治市近郊の作家さんのグループ展「宇治の彩り日和3」を開催中。
毎年、この時期に来ますが去年は桜は見ごろ過ぎ、今年は見ごろ前となかなかタイミングが合いません(^^;
 

  8人の作家さんが出展されてます。  

  稲垣有香さん
キャンバスの上は、桜花爛漫ですね(^^)
 

  こちらも稲垣さん。宇治の名所も描き出されてます。  

  ryokoさん「うずまき2024」
抽象画っぽい背景と貼り絵のコラボが面白いです。
 

  ryokoさん「うまれる予感」(左)と「対流」
墨流しのような、筆でえがいたような不思議な見た目です(^^)
 

  この展示に呼んでいただいた、よねはんさんのペン画の作品

お話をうかがうと、大きな作品になると休み休み数カ月くらいかかって仕上げることもあるとか。精緻な画面だけに大変ですね(*‘ω‘ *)
 

  こちらもよねはんさんですが、パステル画だそう。
「たまには違った画材で描いてみたいので(^.^)」とおっしゃってました。
 
 
【おまけ】
 
  このあと、茶づなで大河ドラマ「光る君へ」展をみたのですが、宇治の歴史を描いた壁画の京阪電車が流線型の2代目1000形なのが刺さりました(^^;
昭和40年代前半に、これに乗って宇治へ遊びに来たのを覚えてます(^.^)
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宇治川の桜2024

  3月30日撮影は、一足はやく見頃になったしだれ桜を中心に、朝から花見撮影です。

京都御所・六角堂を回って、ギャラリー巡りを兼ねて宇治にきました。
 

  京阪宇治駅では、"響け!ユーフォニアム3" のキャラが迎えてくれますが、"紫式部ゆかりのまち宇治魅力発信プロジェクト” に合わせて、平安時代の衣装と雅楽の楽器ですね(^^)  

  "お茶の京都" のバスと共に宇治橋をわたると、橋のたもとの紫式部像を眺めて、平等院の参道ですが、お寺には寄らずに宇治川の土手に出ます。  

  咲いているのは、彼岸桜(エドヒガン)という早咲きの品種。  

  喜撰橋を渡って中の島へ。
十三重石塔の前で、川をみながらお弁当を広げました(^^)
 

  上流の花やしき旅館方面を望む。  

  さらに朝霧橋を渡って、左岸にもどります。  

  宇治神社にお参り。
右近の桜は、「陽光桜」です。
 

  宇治上神社の参道の桜は、チラホラ咲きでした。  

  さわらびに道を宇治橋の方へ少し戻ると、次の目的地ギャラリー「宇治日和」です。
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六角堂の桜 2024

  3月30日撮影は、一足はやく見頃になったしだれ桜を中心に、朝から花見撮影です。

京都御所を回って、六角堂にきました。
 
  実は、この池坊のお寺が桜の名所とはいままで意識してませんでした(^^;
が、境内に入って一面のピンクに圧倒されます(^_-)-☆
 
  ご本尊の観音さまに手を合わせて、振り返ったところ。  

  さらに目を左に移すと、築山の向こうに御幸桜です。  

  一六羅漢さまを見守るように朝日を受けて輝いています。  

     

  お堂の西側にも築山があって、こちらはお地蔵さまがならんでおられます。
手前の白いのは、六角堂名物の鳩みくじです。
 

  築山のうえには、鹿がいました。
このお寺には何度もきているのに、御幸桜といい、鹿といい、ぜんぜん気が付かんかった(^^;

※ 次は京都市内を飛び出して、宇治に向かいます
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