ピンぼけブログ館II

京都人のおじさんです。仕事場は大阪船場。近所をブラブラ歩きながら、写真を撮ったり、お寺や神社に参ったり、ギャラリーをのぞいたりしてます。余り飛び回れなくなりましたが、鉄ちゃんでもあります。 よろしくお願いします。地元の叡山電車の写真をメインとした鉄道の話、京都・大阪とその近郊のお散歩やギャラリー巡りの感想、ちょっと遠出できたときの旅行記、などなど、なんでもありの雑文などをぐだくだと.... (by なかっちょ from Kyoto)

幸得冬花個展「神様のからだ」in アトリエ三月

  8月22日は、大阪のギャラリー巡り。
この日は、中崎町阿倍野の2か所へ。
 

f:id:nakkacho902:20200824133847j:plain

  中崎町のアトリエ三月さんの一階では、幸得冬花さんの初個展「神様のからだ」をやってます。(9月1日まで)

展示に寄せての作家さんのメッセージです。最初に読んでから作品を見ると理解しやすです。

『色々なものが体のように見える。

体の中で生活している。海が体ならみんな体を泳いでいる。それはとても魅力的なことだと私は思う。

その体の源、発端であるもの

皆お腹から生まれた。体とその源はぐるぐる循環する

世界の体は誰のお腹から生まれたか

神様は存在しないけどこの世にはいろんな決まりがある

それに従っていろんなものはある

その決まりを神様と呼ぶ。

神様のからだとは私、みんな。』

 

f:id:nakkacho902:20200824133859j:plain

  会場の壁一面を埋める、およそ縦2m横5mの巨大な貼り絵様のオブジェ。見た人はたぶん圧倒させます(^^;
真ん中に「子宮」青い線状のは「精子」、たくさんの顔は「みんな」なのでしょうか。
写真は、クリックすると拡大しますが、細かいところは見難いかも、まだ会期はありますから、ぜひ実物をみてください。

 

f:id:nakkacho902:20200824133908j:plain

  オブジェの部分を切り出したような絵もあります。
あるいは、部分的な絵がさきで壁画に収束したのかも。
 

f:id:nakkacho902:20200824133918j:plain

  バイオリンの胴体のような形も、女性を象徴しているのかも。  

f:id:nakkacho902:20200824133927j:plain

  血管でつながる世界。

アトリエ三月さんならではの展示。作家さんが在廊されてなくて残念でした。いろいろとコンセプトや細かい意味を聞きたかった(^^)
*
 
(前の記事) (モノ・アイ展2)  
(次の記事) (アラキドン・石塚ちえ・ユ、六萠 3人展)  
読んでいただいてありがとう! 
(TOP記事へ)