2月10日は、会社帰りにSUNABAギャラリーに寄ってきました。「Hello 2021 新人歓迎」をやってます。 | ||
写真を見ていただければわかりますが、作品のクオリティはメチャ高いです。 プロフィールを見てもベテランのかたも多く、「新人」さんというよりは、「当店初お目見え(笑)」といった感じでしょうか。 評判を聞いて、最終日の閉店ギリギリに滑り込みで見せていただきました。 |
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kurumiさんの作品 背景があったり、なかったりしますが、描かれる女性像は何かを訴えるように、鑑賞者の方を向いています。背景の不思議な世界は、女性の頭の中、あるいは置かれた環境をイメージしてるのかも。 |
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伊藤萌さんの作品 版画です。カラフルですがアブストラクトな表現です。個人的には一番右の作品が目に止まりました。 |
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Sotaro Okaさんの作品 中世ヨーロッパ絵画あるいは、当時の絵本の挿絵のような感じを受けます。左の絵の切断された右腕、右の絵の縄跳びは何を意味するものでしょうか。 |
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山﨑結子さんの作品 |
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藤森太樹さんの作品 もうベテランの域のペン画・細密画作家さんだそうです。異様なモチーフが、息詰まるような緻密さ出描かれています。時間がなくてじっくりと鑑賞できなかったのが残念です。 この方の作品もまたどこかで見せていただきたいです。 |
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瑠雪さんの作品 モチーフ的には、KAWAII(^^)系かもしれませんが、表現は華やかなのにダークな印象でまとめられています。もちろん上手いです。 たくさんお迎えがついてのも、うなずけますよね(^.^) |
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はやしすみこさんの作品 この方も、絵画教室の講師をされてるベテランの作家さんだそうです。パッと見(笑)は、カラフルな絵にみえますが、よく見ると人体のパーツらしきモチーフが描き出されてます。 でも、グロく見えないのはやはり技量によるのでしょうね。機会があれば制作の意図などをお尋ねしたいです。 |
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妄想ハクビシンさんの作品 ユニークなペンネームに笑ってしまいましたが、作風は心象風景を具現化したような、すこし寂しさ悲しさを感じる筆致です。 左端のチョウチョと女性の絵、「吸水」というタイトルですが作家さんの子供の頃の記憶をもとに描かれているそうです。幻想的な絵に惹かれます。 |
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岸田リサさんの作品 唯一存じあげている作家さんですが、インパクトのある作品です。 燃える火、焼けたような顔、火を噴く鳥人間、包帯で合体したような頭部。獣頭の異形の人間像を多く描いてこられましたが、今回は異形の人物です。シリーズ化されるとも聞きました。次作を期待しましょう(^^) |
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宮下美咲さんの作品 この展示の中では、一番おとなしい(^^)画風かも。学生さんのようなので、どこかの学内展で作品を拝見したような気がします。 シンプルな絵ほど難しいといいます。今後の頑張りに期待したいですね(^^♪ |
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最後は、鏡水しんさんの作品 これも華やかなでわかりやすそうですが、それなりにむつかしいかも(^^; 左ふたつの、アメーバかプランクトンのようなのは何? 右の「!」と「?」も謎です(^.^) * |
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見終わった感想ですが、最終日で、作家さんの大勢こられてましたが、時間切れでどなたともお話できなかったのが残念です。 それと、最近は「コロナ禍」の影響を直接間接に反映させている作品を多く見てきたのに、今回は全く影響を感じなかったのが逆に不思議でした。皆さん世相でブレるような修行時代は通り越したというところでしょうか(笑) ともあれをこれを機会にまたまとまった作品を見れれば幸いです。 * |
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