ピンぼけブログ館II

京都人のおじさんです。仕事場は大阪船場。近所をブラブラ歩きながら、写真を撮ったり、お寺や神社に参ったり、ギャラリーをのぞいたりしてます。余り飛び回れなくなりましたが、鉄ちゃんでもあります。 よろしくお願いします。地元の叡山電車の写真をメインとした鉄道の話、京都・大阪とその近郊のお散歩やギャラリー巡りの感想、ちょっと遠出できたときの旅行記、などなど、なんでもありの雑文などをぐだくだと.... (by なかっちょ from Kyoto)

18きっぷで南紀一周の旅(その2)

  夏休みを一日繰り上げて取って、8月10日に18きっぷの旅の2回目、南紀一周日帰り旅を楽しんできました。
京都から近鉄で松阪へ、そこで紀勢線に乗換て、紀伊長島駅まできました。この駅での長時間停車を利用して、さっと港まで往して海の写真を撮り、また列車に乗って、次は新宮をめざします。
 

  ここから熊野市までリアス式海岸が続き、列車は半島の付け根をトンネルで抜け、湾奥の集落の駅に止まるを繰り返します。
紀伊長島を発車して長島湾の情景(左上)
尾鷲駅で高校生や地元の人が降りて、また車内はガラガラに(右上)
尾鷲駅をあとに、尾鷲湾の景色。(左下)
尾鷲湾は奥深くて、次の大曾根浦駅を発車してもまだ続きます。(右下)
 

  九鬼駅で上り列車の行き違い(左上)
二木島駅は駅前に小さな漁港や水産加工場がありました。(右上)
新鹿駅には美しい砂浜の海水浴場があります。(左下)
次の波田須駅との間の短いトンネル。夏草に覆われています。(右下)
 

  波田須町には徐福伝説が残っています。これから行く新宮も徐福伝説で有名ですが、熊野灘沿岸には、黒潮に乗って昔々から様々な人や物が漂着してきたんでしょうね。(左上)
熊野市に入ると、それまでのリアス海岸から砂礫の海岸(七里御浜)に変わります。有名な那智黒石をはじめ色とりどり小石が見つかり、キレイなものはアクセサリーや小物に加工されるのだとか(^^) (右上)
神志山駅で南紀6号と行き違い(左下)
それまでのひなびた景色から住宅地や近郊農地がつづくローカル線らしくない(^.^) 景色が車窓を過ぎていきます。ちょっと退屈(笑)
三重県最後の鵜殿駅を過ぎると、熊野川を渡ります。(右下)
 

  鉄橋の西詰は新宮城の城山のトンネルに吸い込まれます。(左)
「まもなく新宮」多気から約3時間半の道のりでした。(右上)
JR西のパンダ特急が迎えてくれました(^^) (右下)
 

  駅の壁を利用した、子どもたちの壁画(^^)  

  次の列車まで。2時間半以上あるので、市内を歩いて見ることに。
まずは熊野速玉大社にお参り。
 

  天然記念物の梛(なぎ)の御神木  

  真夏の太陽を受けて、ハレーションを起こしましたが、かえって神々しい感じに(^.^)  

  速玉大社参詣曼荼羅世界遺産指定を記念して作られたものです。
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