8月最後の土曜日の29日は、また近鉄の1000円乗り放題の1Dayきっぷを使って、吉野山をハイキングしてきました。 | ||
起点は、近鉄吉野神宮駅。京都駅からはちょうど2時間ほど電車に乗ります。 バスもありますが、本数が少ないので、歩いて吉野神宮へ向かいます。 |
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思っていたより急なカーブの多いみちでしたが、15分くらいで北参道に到着。ここから本殿はすぐ。 | ||
手水舎には、青モミジと色とりどりの折り鶴が浮かべてあります。 すがすがしさに一気に汗が引きました(^^) |
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拝殿横には、ガラスの風鈴がチリン・チリンとまた涼しげな音をたて、 | ||
水みくじの水盤は、夏のBGM付♪ |
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南参道をでて、奥千本行きのバスで、一気に吉野山の一番高いところまで登ります。 | ||
標高250mの吉野神宮から700mの奥千本口まで、標高差450mを30分で上がります。 | ||
バスは、下千本から中千本、上千本と土産物・旅館街をぬけ、せまい林道を走って高度をあげ、奥千本に向かいます。 写真は、下り便を終点の高城山付近で写したものです。 |
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奥千本口でバスを降り、「修行門」と書かれた額のかかる鳥居を金峯神社に向かいます。 | ||
ここは、世界遺産「大峯奥駆道」の一部です。 | ||
修験者の一行と出会いました。吉野駅から歩いてここまで来て、さらに大峯山(山上ヶ岳)まで行かれるとのこと。 | ||
行者さんの後追いする気力も脚力(笑)もありませんが、修験の入門編(^^;だけでも体験したいので、一周一時間弱のハイキングコースを歩きます。 整備はされてますが、濡れた石畳や、山の斜面の狭い石だらけの小道や草ぼうぼうの獣道がつづきます。 写真は、遠く南紀熊野までつづく大峰山脈のつらなり、ここを100kmちかく歩き通すなんで、並みの精神力では無理ですね(^_^) |
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西行法師が隠棲されたと伝える西行庵。中には西行法師の像が安置してあります。 | ||
隠者や行者の喉を潤してきたで「苔清水」。 西行は、「とくとくと落つる岩間の苔清水汲みほすまでもなき住居かな」の和歌を残しました。 西行の跡を訪ねた芭蕉も「露とくとく こゝろみに浮世 すゝがばや」の一句詠んでいます。 冷たくて美味しかったです(^^)/ |
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金峯神社の近くにある、義経隠れ塔。源義経が追手を逃れて身を隠したと伝えます。 吉野は、古代から格好の隠棲地であり反逆者の巣(笑)であったのですね。 |
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義経塔からの眺め。 * |
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