ピンぼけブログ館II

京都人のおじさんです。仕事場は大阪船場。近所をブラブラ歩きながら、写真を撮ったり、お寺や神社に参ったり、ギャラリーをのぞいたりしてます。余り飛び回れなくなりましたが、鉄ちゃんでもあります。 よろしくお願いします。地元の叡山電車の写真をメインとした鉄道の話、京都・大阪とその近郊のお散歩やギャラリー巡りの感想、ちょっと遠出できたときの旅行記、などなど、なんでもありの雑文などをぐだくだと.... (by なかっちょ from Kyoto)

黄檗ランタンフェンスタ

  12月8日は、宇治の黄檗山万福寺に「黄檗ランタンフェスタ」を見にいってきました。  

  日の暮れるのが早い時期ですから、午後6時過ぎでもう真っ暗です。禅寺に似合わない(笑) 派手な装飾門をくぐって境内へ。  

  最初に「変面ショー」を見ます。
変面とは、中国四川省に伝わる伝統芸能で、役者が手をかざした瞬間にお面がパッと変わるパフォーマンス(*^^)v 手品みたいです。
どのような仕組みかは秘伝なんだとか(^.^)

途中で一般の観客を舞台に上げて、顔を触らすと仮面がかわる演出があって、おっかなびっくりで顔を撫でるのが面白かったです(#^.^#)
 

  本堂に参って、斎堂(食堂)へ。
万福寺名物(^.^) 回廊に吊されている開梛(かいぱん-魚梆(ぎょほう)ともいう)
開山の隠元禅師が中国からもたらされたもので、叩いて時を知らせるものです。木魚の原型といわれます。

「お寺=木魚」のイメージがありますが、たかだか400年余りしか使われていないのですね(^.^)
 

  中華のイメージが満ち溢れています。
神戸や横浜の中華街のイベントみたいです。
 

  天女のもつ桃は、中国では「邪気を祓い不老長寿を与える神聖な植物」とされます。  

  観音さまも西遊記のイメージです(^^)  

  お茶の街「宇治」ですが、
『山門を 出れば日本ぞ 茶摘うた』 菊舎
の句があるように、このお寺では「中国茶器」ですね。
 

  中国ドラマ「永遠の桃花〜三生三世〜 (三生三世十里桃花)」の演出のようです。  

  この龍舞は、年賀状のイラストに使わせてもらいました(^^)/  

  ライトアップとはまた違って、大陸的な大きく、壮麗で、楽しいイベントでした。

まだだいぶん先ですが、今年の暮れもあるとイイな(#^.^#)
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