ピンぼけブログ館II

京都人のおじさんです。仕事場は大阪船場。近所をブラブラ歩きながら、写真を撮ったり、お寺や神社に参ったり、ギャラリーをのぞいたりしてます。余り飛び回れなくなりましたが、鉄ちゃんでもあります。 よろしくお願いします。地元の叡山電車の写真をメインとした鉄道の話、京都・大阪とその近郊のお散歩やギャラリー巡りの感想、ちょっと遠出できたときの旅行記、などなど、なんでもありの雑文などをぐだくだと.... (by なかっちょ from Kyoto)

TON個展「閉塞と空虚 at a&w Gallery

  7月19日は、a&wギャラリーにTON個展「閉塞と空虚 -空を追う-」を見にいきました。  
  閉塞感と 空虚感

ぎゅうぎゅうで息も詰まりそうな
身動きの取れない 「閉塞感」と
その中にいるのに
どこかポッカリと抜け落ちたような「空虚感」
この異なる2つの感情が
ずっと自分の中にあるような気がしている
この2つの感情の間で
どうするだろう、どうしているだろう
と考えた時
うずくまっている
と思った

閉塞感と空虚感
その真ん中で
うずくまる

(TON)
 

  会場に入ってすぐ右手の狭いスペース。そこにピアノが置かれ、壁にもピアノの上にも作品が置かれています。  

  奥は、広い空間になって、大きな絵がゆったりと並べてあります。

この二つの空間の配置こそ、「閉塞と空虚」の実装と感じました。これを紹介するだけで、もう十分ですね(^^)
 

  今回の個展のための新作です。これも空間を生かした構図になってます。
こっち向きと向こう向きで寝転ぶひと。色使い、大きな無地の背景。作家さんが色々とチャレンジされた成果が詰まっていそうです。この習作から新たな飛躍が生まれるのでしょうか。
 

  小作品の一群。顔のアップ、全身像はすべて横たわっています。顔かたち、色使いとどれも個性的です。  

  こちらは縦長の作品。テーマによっては短冊形は構図を決めにくいのかも。 
作家さんの苦闘(^^; を感じます。
 

  お花は、ファンの方の差し入れだそう。
シャレたドリンクもありました。カフェギャラリー的な楽しみ方もできそうですね。

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3回にわたって、a&wを会場にアートカクテルさんの展示を見せていただきました。どれも空間を生かした素晴らしい展示でした。残念ながらここでの展示はお仕舞いのようです。
また次の企画を楽しみにしましょう(*^^)v
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