2月27日は、会社帰りにアートカクテルさんに寄ってきました。 | ||
前に紹介した、岸田リサさんの個展のときに「次回も面白いですよ」と紹介された、TONさんの個展 "閉塞と空虚 -そして見つめている- " が始まっています。 | ||
最初にDMをみた時は、「カワイイ系のイラストの展示かなぁ(^.^)」って、思ってたんですが、実際にみてみると中々奥深い内容を含んだ展示です。 まず、この大きな絵。青系と赤系で色目が違うのですぐには気が付きませんが、左の絵の一部分を拡大して右の絵になってます。 |
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これも、右を拡大して90度回転すると、左になります。 | ||
これらは、反転している1枚を含めて同じモチーフが塗り分けられてますね。 枠に押し込められた人物が「閉塞」を、地色に塗り残された肌が「空虚」を表すのだそうです。 この連作を見て、説明文を読んで、やっとこの展示の趣旨がわかりました(^^; ← 鈍感ですね(*^▽^*) |
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この展示の見どころは、これだけではありません。 これらの作品の多くは、キャンバスに下地を塗り、下絵を描き、色鉛筆で彩色し、アクリルや水彩絵の具で仕上げ塗りし、さらに色鉛筆で輪郭線を描く。という、非常に手間をかけた凝った作りになっています。 制作手順や、色鉛筆が並べてありましたが、チビた色鉛筆の集まりをみていると、もう道具というより作家さんの相棒なんでしょうね(^^) 他の方もコメントされてますが「アートは現物を見て初めて価値がわかる!」見本のような展示でした(^^) * |
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