ピンぼけブログ館II

京都人のおじさんです。仕事場は大阪船場。近所をブラブラ歩きながら、写真を撮ったり、お寺や神社に参ったり、ギャラリーをのぞいたりしてます。余り飛び回れなくなりましたが、鉄ちゃんでもあります。 よろしくお願いします。地元の叡山電車の写真をメインとした鉄道の話、京都・大阪とその近郊のお散歩やギャラリー巡りの感想、ちょっと遠出できたときの旅行記、などなど、なんでもありの雑文などをぐだくだと.... (by なかっちょ from Kyoto)

京の春の散歩 雲龍院の花の間

  JR東海そうだ 京都、行こう。」の22年春のテーマは “ 花咲く京都" だそうで、3月上旬から各種イベントがはじまっています。
そのひとつ泉涌寺塔頭雲龍院で開催の「花の間」をみてきました。
 

  このイベントは、『フラワーアーティスト越智 康貴さんの監修で、東福寺光明院、泉涌寺雲龍院、隨心院、妙満寺の4寺院のひと部屋全体を季節を感じる花を中心に華やかに彩る。』
と、いうものです。
 

  泉涌寺は、今熊野観音寺へ秋の紅葉を楽しみによく行きますが、このお寺は初めてお参りします。  

  参道には、くつろいだお姿(^^)の観音さま。受付を済ませて庫裏に通ると立派な雲龍の衝立が迎えてくれます。  

  蓮華の間の障子の雪見窓越しにみる「椿・灯篭・楓・松」の色紙の情景。  

  灯籠を額縁風にアップで。  

  椅子に腰掛けてゆったりとお庭を拝見。足元には青竹踏みのような石が。  

  ツボを刺激してくれて歩き疲れが取れますね(笑)  

  皇室ゆかりのお寺だけあって、白砂が菊の御紋の形に整えられています。  

  どのお部屋もしつらえに気が配られて、それ程大きなお寺ではありませんが、別格本山の格式を感じます。  

  いよいよ「花の間」です。  

  生け花とは違って、畳から直接お花が生えているような演出に圧倒されます。前衛アートみたいですね(^.^)  

  障子のアップ  

  有名な「悟りの窓」  

  凄い!  

  心を落ち着かすために、最後は水琴窟の音色を聴きましょう。
ちりーん、ぽろーん、からーん..........

次回からは、大阪・京都のギャラリー巡りと京都西山の花の寺社巡りを交互にお届けします。
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