12月9日は、京セラ美術館に「山本雄教:仮想の換金」を見にいってきました。 | ||
右の絵は、竹内栖鳳の有名な「絵になる最初」のモチーフを借りた作品「4050円の女」です。 ドット絵みたいですね(^.^) |
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近づくと、布に一円玉をびっしりと貼り付けて一部彩色した作品とわかって驚きます。 | ||
驚くと言えば、美術館の広場に向かって、大鳥居を写す「大看板」と思ったら、 | ||
これもベニヤ板に一円玉を貼り付けて構成されています。「26126円の京都美術館」 | ||
竹内栖鳳の肖像写真を参照した「27000円の芸術家」 | ||
富岡鉄斎の肖像写真を参照した「12150円の芸術家」 | ||
梶原緋佐子の肖像写真を参照した「7380円の芸術家」 | ||
作家さんの肖像を使った「63円の芸術家」 作家さんの主張は、「現代の物差しでは、芸術的価値は、その作品の市場価値。だから高い値段で売れそうなものほど鮮明で値段が下がるに従って、ぼやけてくる」という痛烈なアイロニーのようね(;^ω^) 2月12日まで会期がありますから、お近くの方は是非みてください。 *************************************************************** まだクリスマスや年末行事の話題もあるのですが、2023年分の記事は、これにて終了といたします。 ご愛読ありがとうございました<(_ _)> *************************************************************** |
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