ピンぼけブログ館II

京都人のおじさんです。仕事場は大阪船場。近所をブラブラ歩きながら、写真を撮ったり、お寺や神社に参ったり、ギャラリーをのぞいたりしてます。余り飛び回れなくなりましたが、鉄ちゃんでもあります。 よろしくお願いします。地元の叡山電車の写真をメインとした鉄道の話、京都・大阪とその近郊のお散歩やギャラリー巡りの感想、ちょっと遠出できたときの旅行記、などなど、なんでもありの雑文などをぐだくだと.... (by なかっちょ from Kyoto)

大観と春草展 in 福田美術館

  10月3日は、午後からまた嵐山・嵯峨野を散歩してきました。  

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  GoTo!キャンペーンの影響か、嵐山もかなり人出が戻ってます。
ただ今までちがうのは、ほとんど個人・グループ客の日本人観光客で、外国人観光客や日本人でも観光バスの団体で来ている人たちは、あまり見かけませんね。
嵐山の市営駐車場も乗用車ばかりで、バスも駐車はほぼ皆無。
 

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  福田美術館に入ります。
「大観と春草」展をやってます。
 

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  春草や大観が試みた、「朦朧体」、明治30年代当時は革新的すぎて理解されなかったそうです。  

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  近代日本画の傑作が鑑賞出来て、至福のひととき(^^)  

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この画帳は、東京と京都画壇の重鎮が寄せ書きしている豪華版。
上段左が上村松園、下段右から菊池契月、木島櫻谷、ひとつおいて橋本関雪などなど。

 

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  美術館をでて、嵐峡を亀山公園までお散歩。
屋形船がゆっくりと漕ぎ上っていきます。まだ木々は緑ですが錦秋の候にまた来たいですね。
おそらくは、晩秋から初冬もそれほど「密」にはならないでしょうから(笑)

つづいて、嵯峨野に向かいます。
*
 
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【叡電】三鉄カラー終了・「おちフル」コラボ開始

  久しぶりに叡電ネタです(^^;  

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  9月末をもって、712号の三陸鉄道カラーのラッピングが終了しました。
小型のデオ700形によく似合っていたのですが(^.^)
 

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  10月3日には、本来の塗装に戻って走る姿が見られました。  

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  しばらく赤帯で走るところを見ていないので、逆に新鮮な感じです(笑)  

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  おなじ3日から、アニメ 「おちこぼれフルーツタルト」とのコラボレーション企画がはじまりました。
【©浜弓場双・芳文社/おちこぼれフルーツタルト製作委員会】
 

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  車内外にイラストの掲示、ポスター掲示、記念切符の発売などのイベントが企画されています。  

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  ヒガンバナも出迎えてます(^^)

この先、10日からは「ご注文はうさぎですか?」のコラボ企画が、18日からはデオ723号のリニューアル電車が走り出します。
えいでんまつりは中止になりましたが、小ネタに事欠かない(笑)叡電です。
*
 
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151人展ファイナル in ギャラリーそら

  10月2日は、会社帰りに空堀商店街のギャラリーそらさんへ。  

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  恒例の第12回151人展がはじまってます。
惜しいですが、今回がファイナルです。
 

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  最後というわけでもないでしょうが、例年より力作が揃ってます。
「コロナで家にいる時間が増えて、じっくり制作できた(^-^)」って、声も。
 

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  この展示は、作家さんには、小品を1点だけと、参加の敷居を下げ、観客には手ごろな値段で大量の作品を展示して、初心者が絵を買ってアート・コレクターになる入門編の役割を長く果たしてきました。  

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  好きな絵を3点選んで人気投票します。高得点者は、個展の開催権などの副賞がもらえます。
展示は作家名が伏せてあるので、-常連になると作風でわかりますが(^^;- 純粋に作品の良しあしだけで人気投票することになって、作る方も見る方も、なかなか大変です。特に今年はレヴェルが高いので、選定に迷いました。
 

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  それだけに、これだけの作品を集めて、展示して、売り買いしてと、ギャラリーのスタッフさんは大変ご苦労されてます。
今年で、一旦ファイナルにされるのも、わかります。

また、形をかえてでも再開して欲しいですね。
*
 
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辻モトミ個展「主婦の日」in イロリムラ

  9月28日は、会社帰りに中崎町のイロリムラさんへ  

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  ヨリドリ+2000の最終日に滑り込みで見て回ります。
たくさんの展示があるので、一番印象に残った(笑)、辻モトミさんの個展「主婦の日」を紹介します。
 

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  昨年度のヨリドリ+2019の最優秀賞受賞記念の個展です。コンセプトは、作家さんの文章をお読みください(^_^)
写真は、少し拡大します。
 

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  まあ、すごく細かい絵ですねぇ(^^)
大阪のおばちゃんのパワー全開です。スーパーのCMソングが聞こえてくるみたいです(^^;
 

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  スーパーの値札や掃除機やらが、雰囲気盛り立ててます(^.^)  

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  リアルでこんだけ[密]になると、今般、大騒動かも(^_^)
**
 
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宇治川の初秋の散歩

  9月27日は、宇治のギャラリーに寄せてもらったのですが、開場前に宇治川ラインを散歩。  

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  京阪宇治駅からさわらびの道を、宇治神社へ参ります。まだ9時前でお参りの人は少ないです。
マスコット(^^)のうさぎさんが迎えてくれました。
ご祭神の菟道稚郎子命が宇治に向かわれるとき、道に迷われたのを、ウサギがふり返って道案内した、との言い伝えにちなみます。

社殿に安置された「みかえり兎」が人気急上昇中とか(^^)/
 

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  続いて、宇治上神社へ参ります。

まだ薄暗い拝殿を、本殿から見ています。鎌倉時代の造営ですが、平安の寝殿造りの様式を今に伝える貴重な遺構なのだとか。本殿ともに国宝に指定されています。
 

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  大吉山展望台に登ります。
標高100mの展望台から、平等院鳳凰堂を見下ろしています。
朝の散歩を楽しむひとが、入れ替わり休憩を取ってました。
 

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  下りは、興聖寺に下りました。紅葉で有名な琴坂にヒガンバナが咲いています。  

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  白花のヒガンバナもありました。  

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  宇治川の左岸を天ヶ瀬ダムに向かいます。
亀岩付近の川面の微妙な色(^^)
 

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  20分ほどでダム下流の白虹橋まできました。ここから先の遊歩道は工事で通行止めになっているので(^^; Uターン。  

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  下流側をみると、吊り橋が絵のようですね。  

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  帰り道は左岸を通って、花やしきから喜撰橋を渡って中の島へ。

宇治川の白波は宇治発電所の観流橋の放流水です。
 

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  鳥小屋にウがいっぱいいました。このケージは野生のウミウを飼い馴らした子たち。コロナ禍で、今年の鵜飼はすべて中止となり、ただいま自宅待機中(^^;

運動不足解消(笑)のためか、水槽でバシャバシャ跳ね回っている子がいました。
 

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  こちらは人工ふ化の子たちだそう。
コロナがなければ、9月いっぱいは向こう岸の旅館から舟にお客さんを乗せて、魚を捉えるところを見せられたのに残念ですね。
 

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  あじろぎの道に咲くヒガンバナ  

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  百人一首のなかで管理人の一番好きな一首です。(千載集・冬)

朝霧橋をわたると、出発点の宇治神社の参道。
ギャラリーはすぐそこです。(宇治の彩り日和展の記事はこちら
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