京都国立博物館で開催中の「佐竹本三十六歌仙絵と王朝の美」展をみてきました。 昼間は混雑するかと思って、土曜日の夕刻からの夜間拝観(午後6~8時)で鑑賞です。 |
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観光客がほぼ帰った夜の京博は、旧館がライトアップされて迎えてくれます。 観客もこの時間帯にじっくり楽しもうとするひとがほどほど入って、並ぶこともなくマナーも良く、王朝の美に浸れます(^^) |
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さて肝心の展示ですが、ネタばれになるので詳しくは書きませんが(^^; 展示替えがあるので25点ほど並べてあります。 率直な感想は、「意外と地味やなぁ(^.^)」 華やかな姫(女性歌人)は、小野小町しかなくてあとは、殿(男性)と坊主(僧侶)ばかり。詫び寂びを重んじるお茶席の掛物として珍重されるので、表具も落ち着いたものが多くて、よけい地味に見えるのかもしれません(笑) ただ佐竹本以外の三十六歌仙絵や伊勢物語・源氏物語の絵巻物、近世の屏風絵に仕立てられた歌仙群像図など華やかな王朝絵巻を今に伝える展示品も多く、楽しく見て歩けます。 |
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オプションとして、アニメ「ちはやふる」の原画が飾ってありました。これもカルタを通じた和歌の現代の受け入れ方のひとつですね(^.^) | ||
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(当ブログは、2019年5月24日より「ココログ」より載せ替えました。 ココログの記事は【こちらで読めます】) |