2月11日は、嵐山で福田美術館を見たあと、ちかくの嵯峨美術大学の卒業進級制作展をみてきました。 | ||
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スペースの都合で、大学院生の展示のみ紹介。 [お誘いありがとうございますm(__)m] |
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院1年の木本小百合さんの作品。 1月下旬の個展でも見せてもらっていますが、そのとき「加筆して制作展に出します」って、言ってられたけど、どこに手を加えたのかよくわからない(^^; けど、クロス(十字形)の集まりで100号のキャンバスを埋めるのは大変だったでしょうね。 |
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スケールの大きさで負けないのが(笑)、勝木有香さんの版画作品。 今回は黒一色で刷り上げてます。 2か所ポップアップのように別のパネルが貼ってあるのがアクセントになってますね。 |
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西山たかみさんの作品。コラージュではありませんが、何枚もの紙を接ぎ合わせて1枚の作品に仕上げられてます。 | ||
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牛の顔を拡大したものですが、パネル毎に色調が微妙にあるいは大胆に(^_^)ズレて面白いです。 | ||
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ここから日本画専攻2年次の卒業作品。 北川花純さんの「溜」と「落日」。『日常の一場面を飾らずに表現することで、人間の内面や個性を浮き彫りにする』のがテーマだそうです。 特に左の女の子の不貞腐れたような表情と投げやりなポーズが目に残りますね(^^; |
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菊池友希さん「蓮図」 日本画ではよくみるモチーフですが、あえて枯れ蓮を描かれてます。花托に金箔を葉には銀箔を使ってますが、銀箔は錆止めを施してないので、時間の経過とともに腐食が進むのだとか。『美は永遠ではないが、鑑賞者はその一瞬を目撃する』のだそうです。 |
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青木香織さんの「白雲のうつろい」 作家さんが追及されている『うつろいゆく心情』が集大成されたような作品です。 モデルの少女たちはもちろん、背景も消え入りそうな在るか無しかわからないようなか細い線と淡い彩色で表現されています。 写真ではもちろん実物をみてもじっと目を凝らさないと線や色は浮かんできません。 |
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もちろん学部、短大生の作品にも素敵なのがいっぱいありましたが、1点だけ紹介(^^) 造形学科複合4年次の奥谷朱音さん「もふもふのおすそ分け」 これスペースの関係か(笑) 廊下に展示されてます。通るひとの多くが写真に撮ってました。 * |
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