3月最後の土曜の28日は、西山の古社寺に三名桜を愛でてきました。 | ||
ひとつ目は、小塩山十輪寺、通称「業平寺」の業平桜です。 JR東海の「そうだ、京都 行こう。」の数年前の春のCMでご存知の方も多いと思います。 京都に限らず桜の名所は各地にありますし、桜は花期が短くてなかなか満開を見ることができなかったのですが、ようやく行けました(^^)/ |
||
山門をくぐり受付を済ますと、さっそく本堂横のしだれ桜が目に飛び込んできます。 | ||
世になかにたえて桜のなかりせば 春の心はのどけからまし 古今集・巻1・春歌上・53 と詠んだ在原業平ゆかりの桜です。樹齢200年とのこと。 伊勢物語82段によれば、「渚院で詠んだ」(渚院はいまの枚方市の京阪御殿山駅近くにあった惟喬親王の別荘)とありますから、この桜ではありませんが、業平は晩年この寺に隠棲したと伝えられ、お墓もあります。 |
||
本堂に上がって、本尊の延命地蔵尊にお参り。 | ||
渡り廊下で、庫裏へ。 磨きこまれた床に、花びらが点々と....... 風流ですねぇ(^^; |
||
奥座敷の六歌仙絵にハラハラとちる桜花。 絵になります。 |
||
「立って見る」「座って見る」「寝て見る」と3通りの見かたで楽しめる「三方普感の庭」 | ||
廊下から立って、奥座敷は座って、そして庫裏からは「寝て見る」んですが、さすがに寝ころべないので(笑)できるだけ低い位置からカメラを構えます。 | ||
「天蓋の桜」 | ||
吊り灯籠をアクセントに。 | ||
地面に届きそうなほど垂れた枝。 | ||
天候にもよりますが、今日(4/1)あたりは桜吹雪が舞ってるかも(^^)/ 詳しい開花状況は、十輪寺のHPへ http://narihiratera.seesaa.net/ * |
||
(前の記事) | (看板キャラ展・繁本書道展) | |
(次の記事) | (大原野神社と正法寺の桜) | |
読んでいただいてありがとう! | ||
(TOP記事へ) |