7月24日は、三条神宮道のギャラリーKUNST ARUZTに、志村佳苗個展「その幸せの値段」を見に行ってきました。 | ||
志村さんは、毎年のようにこのギャラリーを会場に個展を開かれており、管理人も過去3回ほど見せてもらっています。 世相を鋭く突いた、なかなか「毒」のある作品を作られています。 作家さんのメッセージによれば、 『私が描くテーマは「日常」です。 すべての人に降りかかる「日常の出来事」を、なるべく鮮明に、尽きることなく描き続け、出来上がった作品を多くの方々に見ていただき、いつもと違った新しい考え方を持っていただけたら、私にとって至福です。』 寓意、皮肉、警鐘、受け取り方は見る人によって違うと思いますが、管理人は、パッと見は皮肉が先に立って薄ら笑いを受かべる感じですが、説明文を読み、作家さんの解説を直接うかがうと、怖さがじわじわと湧いてきて背筋が寒くなりますね(^.^) |
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「女の子の仲よしグループ」をテーマにした作品。 みんなと合わすのはしんどいけど、仲間はずれも・・・・ |
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「お葬式」をテーマにした作品 | ||
左は、「表現の不自由展の『平和の少女像』」からインスピレーションを得た作品。真ん中と右は「パパ活少女殺害」をテーマにした作品。 | ||
ドローイングや小品のコーナー 鉛筆画の女の子のなにかすねているような、突っ張ってるような。 桃や菊もタイトルをみると葬式のお供えがイメージされてくるのです(^^; |
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作家さんのメッセージには、 『以前、ファッションアイテムとしてマスクを扱ったことがありますが、このコロナの影響下で、マスクは日常に浸透し、顔が半分隠れることでどこか安心している人も多いのではないでしょうか。』 とあります。 安心より不安が先立つような表情の女性像ですが、みなさんはいかがですか。管理人は無精ひげやあくびがマスクで隠れてありがたいとおもってますが(笑) * |
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(当ブログは、2019年5月24日より「ココログ」より載せ替えました。 ココログの記事は【こちらで読めます】) |