ピンぼけブログ館II

京都人のおじさんです。仕事場は大阪船場。近所をブラブラ歩きながら、写真を撮ったり、お寺や神社に参ったり、ギャラリーをのぞいたりしてます。余り飛び回れなくなりましたが、鉄ちゃんでもあります。 よろしくお願いします。地元の叡山電車の写真をメインとした鉄道の話、京都・大阪とその近郊のお散歩やギャラリー巡りの感想、ちょっと遠出できたときの旅行記、などなど、なんでもありの雑文などをぐだくだと.... (by なかっちょ from Kyoto)

原良輔個展「線は惹かれる」&グループ展「Oil on canvas」in スナバギャラリー

  12月22日は、大阪のギャラリー巡り。続いてはSUNABAギャラリーへ。  

f:id:nakkacho902:20191223102717j:plain

  原良輔さんの個展「線は惹かれる」とグループ展「Oil on canvas」をやってます。こちらも最後の週末とあって、小雨のなかつぎつぎと見に来るひとがあります。  

f:id:nakkacho902:20191223102732j:plain

  原良輔さんの作品は、細密画です。幾何学模様や動物をテーマにした絵が多いです。
写真ではわかりにくいですが、その稠密さには驚かされます。しかも筆ペンで描かれてます。在廊されてた作家さんにお聞きすると、「筆の方が、細い線も塗りつぶしも両方対応できるので便利」とのこと(^^)
 

f:id:nakkacho902:20191223102744j:plain

  それにしても、この細くしかも綺麗な線を続けて描く集中力には、脱帽ですね(^^;
50号くらいの大作(ほぼ線だけで画面が埋め尽くされてます)などは、「連続作業ではないながら制作に1年以上かかった(^^)」とのこと。
 

f:id:nakkacho902:20191223102754j:plain

  この2作品は、左が少し前のボールペンで描いていたころのもの、右は近作の筆ペンのものです。見比べてみると違いがよくわかりますね。  

f:id:nakkacho902:20191223102805j:plain

  奥のスペースは、「Oil on canvas」です。
enaka加苗さんのヌードが、まず目をひきますね。油絵の重厚感と明るい色彩が交じり合って部屋全体にオーラを噴き出してます(^^)/
 

f:id:nakkacho902:20191223102909j:plain

  篠原滋生さんの作品も存在感を出してます。
アルミ板にカンバスの上に蜜蠟を塗り重ねてさらに彩色してあるそうで、個人的には「油絵」というよりは、「塑像」に近いような気がしますが(^_^)
 

f:id:nakkacho902:20191223102818j:plain

  鍋島あやこさんの「旅するシリーズ」。左は気球、右は飛行船の旅です。
在廊されてた作家さんのお話では「その向こうにまだ見ぬ何かがある」というテーマで描いておられて、「風景の中に希望を印す建物や光を」描きこまれています。
黒い雲に覆われた出発点は暗いですが、雲の向こうのゴールはきっと明るいのでしょうね(^^)/
 

f:id:nakkacho902:20191223102826j:plain

  こちらは、同じシリーズのミニ原画。左はタイトル『go home』「旅を終えて戻ってきた我が家にも明るい家庭が待っている」がテーマだそうです。逆に旅の目的地かと思いましたが(^^;
右の絵は、タイトル『旅日記』「列車でゆっくりと目的地に向かうところ」だ、そうで、管理人の好みをいたく刺激しました( ^)o(^ )
 

f:id:nakkacho902:20191223102846j:plain

  で、同じような構図の写真があったので、貼っときます(^^♪
京阪特急の車内です。イラストは、京阪電車の情報誌「K PRESS」の表紙を描かれている黒岩多貴子さんの作品。
 

f:id:nakkacho902:20191223105055j:plain

  梅原あずささんのミニ個展もオフィススペースでやってました。  

f:id:nakkacho902:20191223105105j:plain

  前回の個展の反響が良かったので、年末のアンコール展です。管理人は左から二番目の「ユニコーン」が気に入っているのですが、予算の都合で今回も見送り(>_<)
なぜかご縁がありません。
 
(前の記事) (2人展「Oliver」)  
(次の記事) (グループ展「年末宝石箱」)  
読んでいただいてありがとう!  (TOP記事へ)
(当ブログは、2019年5月24日より「ココログ」より載せ替えました。 ココログの記事は【こちらで読めます】)