3月22日は、会社帰りにSUNABAギャラリーに寄ってきました。 | ||
宮川あゆこ個展「メタモルフォーシス―変身―」とグループ展「婆娑羅系」が開催中です。 宮川さんは、1月にイロリムラで開催された3人展「祝祭」に続いての展示になりますが、コロナ禍で個展がこの時期に伸びたとのこと。 |
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もともとサーカスをモチーフにした作品を描かれてましたが、最近は特にピエロが主題の作品が多いです。 サーカス自体が楽しい夢とスリルの世界ですが、ピエロは日常(現実)から非日常へ導いてくれる対象としてピックアップされているそうです。 左の絵では、空に気球のようにサーカスのテント小屋が浮かび、砂山もテントの形にも見えますね(^^) |
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こちらでは、秋田のなまはげの他、外国の仮面や蓑を纏った異形のものたちが描かれます。 アイテムのひとつ「黒い風船」は、作家さんの不安な心の象徴なのだそうです。 |
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会場奥の大作「祝祭」は、三人展でも見ているのですが、加筆されたか作家さんに聞いたくらい印象が違って見えました。特に舞い散る紙吹雪が非常に目立って見えます。 右手の花を持つ女性像は、作家さんのイチオシ(^^)なのだとか。 三人展に記事はこちら https://nakkacho.hatenablog.com/entry/2021/01/24/080000 |
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顏のアップ3点。右の「ビッキー」ちゃんの笑った顔が、やや重苦しい作品のなかで、明るさを振りまいてくれてます(^.^) | ||
奥のスペースは、婆娑羅系です。4名の作家さんが出展されてますが、森本ありやさんの作品を紹介します。 不思議な絵ですね。抽象画というほどデフォルメやイメージ化はされてませんけど、そのままを描いたわけでもない。 でも色と形が迫って来るんですね。「考える・理解する絵」ではなく「感じる・受容する絵」といったらいいのかな(^.^) |
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日本の中世の婆娑羅な武将たちはド派手な衣装や立ち振舞いで、世間の度肝を抜いたそうですが、この作家さんの絵は21世紀的バサラなんでしょうか(笑) * |
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