昭和の日は祇園のギャラリー巡り。一か所目は何必館・京都現代美術美術館で「木村伊兵衛展」を見てきました。 | ||
生誕120周年を記念して、美術館のコレクションが展示されています。 木村伊兵衛氏は、戦前から昭和40年代にかけて活躍された著名な写真家です。 写真を趣味にされるかたはもちろん、木村伊兵衛の名前を知らない方でも、その作品は一度はご覧になったことがあると思います。 「昭和を考える」との副題もついており、主に戦後から昭和30年代の戦災復興から高度経済成長期にむかう日本の姿が、レンズを通して切り取られています。 撮影地は全国に及んでいますが、地元東京と興味をもって通われた秋田の農村風景の写真が多いです。昭和30年代の京都の写真もあります。 昭和30年代は、戦争が終わってまだ10数年しかたっていない時期です。大都市はそれなりに復興していますが、地方はまだまだ経済成長の恩恵が及んでいなかったようにも見えます。 あまり記憶には残ってませんが、自分の生まれた育った昭和30年代の日本は、はっきりいって質素な生活だったんですね(^^; 上の写真は、たまたま美術館のちかくの祇園東のお蕎麦屋さんで撮りました。昭和の花街の雰囲気を出せたでしょうか(^_-)-☆ 5月23日まで 詳しくは、美術館のHPへ http://www.kahitsukan.or.jp/frame.html> |
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