7月26日は、休みを取って、あちこち歩いてきました。 午後からは、京都と大阪でアート鑑賞です。 |
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京セラ美術館では、LINK展をみます。この展示は「世代やジャンルの枠にとらわれず、現代社会とアートの関係を模索する」を主題に、現代アーティスが集っています。 今年のテーマは、"EVOCATION" ー魂の喚起ーです。 コロナ禍や災害、戦争で疲弊し内に籠りがちな意識を呼び覚まし、立ち上がらせ、内外の圧力に立ち向かう力を与えてくれる、ポジティブでアクティブでちょっと風刺の効いた作品をみることができます。 |
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力強いテーマを具現化すると、勢い(^.^) 作品も大型化します。公立美術館の大展示スペースは、この欲求をかなえてくれますね。 | ||
一番大きなのは、これでしょうか。写真に撮ると小さくなりますが、横の扉とくらべると、ざっと縦2.5mX横6mくらいでしょうか。 | ||
ポスターやチラシなどの紙を貼り合わせて、おおきなキャンバスを作り、意味のある文字や記号なのか、単なる殴り書き(失礼)なのか一面に筆が走らされ、キモかわいい(^.^)キャラクターが配されています。 | ||
入ってすぐの部屋ですが、知っている作家さん3人が並んで展示されてました。 | ||
山内雅裕さん "ddjo5ay" と "uxt39ps" | ||
大野詩央里さん「旭光」 | ||
田中加織さん「月山水雲海図 No.2020.12」 | ||
展示の中で一番刺さったのが、藤森哲郎さん「枯山水」。 日本画材で岩石を描き、ピンで砂粒の反射を表現しているのでしょうか。 |
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『出展作品は「枯山水」水がなくとも、白砂や壁が見立てる。庭園の石や岩を龍虎に見立てたり、自然を何かに見立てたり、古くから人は自然と近しく共生し、そして師でもあった。この作品も魂の「見立て」でもある。』 と解説がついています。 |
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続いて、ザ・トライアングルで「彦坂敏明:砂のはなし」をみます。 | ||
会場には砂場がつくられて、その周りに砂を詰めた牛乳瓶が並べてあります。 砂場は中に入って遊ぶこともできるし、ビンも手に取って色んな砂の種類を見比べられます。 畑の見立てにもなってて、ジャガイモ石を植えたりも出来ます。 モニターは砂場であそぶ幼児を映し出してます。 |
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手に取ってみましたが、砂はサラサラでした。一時だけ子供に帰れました(^.^) * |
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