10月19日は、会社帰りにSUNABAギャラリーに寄ってきました。「声が聞こえる」と「抽象の庭Ⅱ」のふたつのグループ展が開催中。 | ||
「声が聞こえる」には、常連(^.^)の池田ひかるさんと、初登場の大室悠人さん、櫻井あや乃さんの3人が出展されてます。 作品からどんな声が聞けるか楽しみです。 |
||
最初は、大室悠人さん。東京の大学で彫刻を専攻されてる学生さんだそうです。 作品も彫刻家らしく、群像、単独像ともモノクロでやや記号化されたような人物を描かれています。左の2枚はベニヤ板をベースに使って、力強さや荒々しさを感じます。 聞こえる声は、「ウォー!!」とか「ガオー!」といった、獣的な雄叫びに聞こえました。 |
||
ドローイング3枚。右の2枚は暗く写っているのではなく、顏を近づけて、やっと人物とわかるくらい暗く塗りこめられています。 「寒い」とか「苦しい」とか「助けて」とかいう声が聞こえてくる気がします。 |
||
次は、櫻井あや乃さん。やはり東京の学生さんで油絵を学ばれてます。 左は「雨」、右は "I'm all ears" 初めて見たからかも知れませんが、作家さんの想いをとらまえるのにすこし時間がかかりました(^^; どちらも、ややネガティブな絵にも見えますが、左は、「 雨音を聴きながら好きな人のところに向かってる(^.^)」、右は、大阪弁で「よお聞こえてまっせェ(^_-)-☆」と意訳してみましたが(笑) |
||
「人間のドローイング」4枚 木炭やクレヨンで描かれてます。それとなくわかる程度にシンボライズされてますが、上手く特徴をとらえてますね。聞こえてくる声は案外、普通の会話かな(^^) |
||
最後は、池田ひかるさん。たまたま在廊されててお話が聞けました。 おなじみ(笑)の、田舎の風景に少女やお人形。 作家さんの昔の記憶、あるいは両親から聞かれた話をイメージして描かれているようです。主人公はなにを話しているのでしょう。 時代は令和の今でも、平成でも昭和でも構いません。見る人の現実あるいは記憶の時空を思い浮かべられればいいのです。 |
||
池に少女が浮かんで、ちょっとシュールな気もしますが、子供の頃の水遊びのイメージですかね。 | ||
暗くなった中崎町商店街は、ハロウィーン一色でした(^^)/ * |
||
(前の記事) | (流れる景色、さまよう目) | |
(次の記事) | (ミネアポリス美術館 日本絵画の名品展) | |
読んでいただいてありがとう! | ||
(TOP記事へ) |