ピンぼけブログ館II

京都人のおじさんです。仕事場は大阪船場。近所をブラブラ歩きながら、写真を撮ったり、お寺や神社に参ったり、ギャラリーをのぞいたりしてます。余り飛び回れなくなりましたが、鉄ちゃんでもあります。 よろしくお願いします。地元の叡山電車の写真をメインとした鉄道の話、京都・大阪とその近郊のお散歩やギャラリー巡りの感想、ちょっと遠出できたときの旅行記、などなど、なんでもありの雑文などをぐだくだと.... (by なかっちょ from Kyoto)

草野水樹個展「天使のふりでもしていよう」at SUNABAギャラリー

  ようやく涼しくなって、仕事も一段落して、ギャラリー巡りを再開(^^)
と、いう訳けで、9月24日は大阪のミナミとキタのギャラリーを回ってきました。
最後は、中崎町へ。
 

  草野水樹さんの個展「天使のふりでもしていよう」か開催中。  

  SUNABAギャラリーでの個展は、2021年の夏以来2年ぶり。今回は作家さんが在廊されていて、色々とお話を伺うことが出来ました。

全部で20枚くらい並んでますが、気になった数枚を紹介します。
 

  「まだ言葉にしないだけ」
口にはださないけど、態度にでてしまってる(^.^) のでしょうか。ドキッとする一枚ですね(^.^)
 

  "Unbirthday Cake"
不思議の国のアリスの一場面です。直訳すると誕生日以外のケーキですが、「誕生日でも何でも無い日に、お菓子を食べて楽しもう(*^^)v 」って意味みたいですね。

ちなみにネコちゃんは作家さんの飼い猫のようで、他の作品にも良くでてきます(^^)
 

  ほとんどが人物画(それも女性像)の中で、一枚だけ風景画がありました。

現実の景色ではなく、柱のようなものも見る人によって、樹木だったり廃墟(ビル群)だったりするそうです。
私は木に見えましたが、作家さんの想いは廃墟のよう(^^;
 

  これは作家さんの心象風景だそうです。
読んできた本を足場にして、さらにいろんな世界の入り込む....って、感じでしょうね。

バックの照明は、読み進めて得るところがあるとだんだん輝きを増すのでしょうか(^^)
 

  "Invitation au vol de nuit"
サン・テグジュペリの「夜間飛行」を題材にされたこの1枚だけが、前回の個展に引き続き出展されているようです。

原作の郵便飛行機を気球に置き換えてますが、危険を前にして躊躇し、そして障害を乗り越える決意を新たにする主人公の一瞬の顔つきを見事に表現されています。
 

  最後に小品を2枚。
「きみ×始まりの夕暮れ」(左)と「夢のステージはもうすぐ」

恋かお芝居か、大舞台がいま始まろうとしているようです。
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