くどやま芸術祭の記事が続いてますが、大阪のギャラリー巡りを一回入れます。 | ||
九度山の帰りに梅田にでて、SUNABAギャラリーに寄ってきました。 米田美香さんの個展「終わらない夜に」をやってます。この方の作品は、グループ展などで時々見るのですが、まとまってははじめてかも。 |
||
会場に入ると、DMの写真になっている「誘蛾灯」以下、アクリル画、鉛筆画が並んでいます。2枚ほど人形を描いた絵もありますが、ほとんど人物画のようです。 | ||
人物もアップのもの、情景の中にたたずむもの、いろいろですが、主人公は神秘的とまではいかないけど、不思議に心が落ち着く静寂さをたたえて、さみしく不安気な様子に描かれています。 花に囲まれたり、星空の下だったりと、微笑んだりロマンを感じたりしても良いとおもうのですが(^.^) |
||
作家さんが在廊されてたので、質問してみました。「さみしい絵だとは良くいわれます(^.^)。それは・・・・」と、 理由も言われたんですが、聞き漏らしたので(笑) 考えてみました。 |
||
普通に思えば、作家さんの心の中でしょう。前に作品をみせてもらった時は、「楽しかった過去を思い出して悲しみをこらえている。」のかな(T_T) と受け止めました。 今度は、逆に見る人の気持ちが反映していると考えました。 作品は、鑑賞者の心を写す鏡で、見た目は明るく楽しく振舞っても、心の中は悩みばかり。それが絵に映し出されて、さみしく・悲しく見えてしまうのさ(^^; 作家さんはむしろ楽しく筆をはしらせてるよ(*^▽^*) ってね。 |
||
この絵は「木の芽時(このめどき)」とタイトルがいています。 昔から春先は心身の不調を訴えやすいといわれますね。長い冬が終わって、さあこれから明るく飛び跳ねよう!! って、思っても寒暖差や進学や就職や転勤で生活環境の激変があるから体がついていけないのですかね(^-^; |
||
(前の記事) | (くどやま芸術祭と高野街道(その3) | |
(次の記事) | (くどやま芸術祭と高野街道(その4) | |
読んでいただいてありがとう! | ||
(TOP記事へ) |